6月のエンタメをレビュー!GINZA編集部がレコメンドする新譜をご紹介。
文学のムードをまとった『e o』 cero
G’s MUSIC REVIEW
『e o』
cero

ピアノと電子音のハーモニー、ギターの豊かな音色、一筋縄ではいかないリズムパターン、おもちゃのサイレン、息をのむ音。それぞれが作詞・作曲・プロデュースを手がける髙城晶平、荒内佑、橋本翼からなるバンドceroが約5年ぶりに発表したアルバムは、機微をユニークな発想で音楽に落とし込んだ新たな代表作。楽器の枠を超えたさまざまな音で心象風景を表現。文学のムードをまとった発明のような言葉の配列にハッとさせられる。
