笑って泣けて、ときに学べて、最終的には元気になれちゃう。それがラブコメ。今となっては古臭い価値観に支えられた作品もあったり、以前に比べると製作本数も減っているようだけど、『ノッティングヒルの恋人』の脚本家リチャード・カーティスもこう語っている。「愛に失敗する滑稽な人々が存在する限り、ラブコメは永久不滅だ」。というわけで、名作案内から最新事情までを網羅した完全読本をどうぞ!#ラブコメ読本完全保存版 今回はホラーが目覚ましい台湾の作品をご紹介。
『エドワード・ヤンの恋愛時代』etc. 台湾のラブコメ3選
ここまで英語圏の作品ばかりを紹介してきてしまったけれど、世界中で作られているのはご存知のとおり。韓国がラブコメ大国なのは言わずもがな。ゆえに、ド直球もあれば、作家的な監督が手掛けた知られざる変化球もある。他には、恋愛大国フランス、ホラーが目覚ましい台湾、芸術映画の印象が強い北欧にも。ライフスタイルにお国柄が出ている場合もあるけど、最後に思うことはただひとつ。恋する者たちの姿は世界共通だね!
TAIWAN

『エドワード・ヤンの恋愛時代』
1994年/エドワード・ヤン/127分
舞台は、急速な経済成長を遂げた1990年代前半の台北。カルチャー企業を経営するモーリーとその親友チチを中心に、恋愛や人生に悩む若者たちの群像が、ユーモラスに綴られる。Blu-ray ¥5,500/販売元_ハピネット・メディアマーケティング
Edit_Keisuke Kagiwada







































