GINZA:今回は予算別で提案していけたらと思います。それでは【1万円】から。
スタイリスト 榊原優佳(以後、榊原):まず「ブローチ」を買うのはどうでしょう? 今年、流行っていますよね。キラキラしたブローチはロンTの胸元につけても、カーディガンにつけても、ぐっとオシャレ度が上がると思います。
スタイリスト 早川すみれ(以後、早川):あとは「エコレザー」や「艶あり素材のボトムス」もよさそうです。ベーシックなジャケットやボウタイブラウス、ボリューム袖のブラウスなど、去年流行したアイテムに合わせてもかわいく仕上がります。
編集者・ライター 渡部かおり(以後、渡部):あとは「柄が派手なレギンス」が1本あれば、トレンド感を出せそうです。無地のワンピースからチラリとのぞかせたり、丈長めのシャツやニットに合わせるのもいいですよね。
GINZA:インパクトのあるアイテムが一点入るだけで、だいぶ印象が変わりそうですね。では、お次は【5万円】。
早川:「大きな襟のブラウス」がおすすめです。ジャケットからビッグサイズの襟を覗かせてみてください。
GINZA:前回の記事でもブラウスを紹介いただきました。〈パトゥ〉のシャツ、襟元がガーリーですごくかわいかったです。
榊原:私は「ミニミニバッグ」を推したいです。秋冬も引き続き、超・流行っているのでこの機会にぜひ! ミニミニゆえに5万円で買えるのが嬉しいですよね。アクセサリー感覚でななめに掛けたら、一気に今年っぽくなりますよ。もちろん何も入らないので、サブバッグは必須です(笑)
GINZA:アクセサリー感覚でバッグを持つ、って新しいですよね!〈 ビゴター〉や〈エムシーエム〉からも、5万円前後で出ています。それではラスト、ちょっと奮発して【10万円】ではいかがでしょうか?
渡部:それなりに予算をかけられるなら、やっぱり「コート」を新調するのがいいと思います。私なら定番ものではなくて、デザインや色、フォルムに特徴のある一着を選びます。なにせ面積が大きいですからね、印象に残りやすいんですよ。ミディ丈やロング丈のものなら、着まわしなんて考えずに着られますしね。
早川:あとは、「フェザーのあしらい」があるお洋服は今年きていますよね。
榊原:10万円で買うべきは、ずばり「ロングブーツ」。GINZA本誌(2020年9月号)でも、秋冬のシューズ特集をやらせていただきましたが、どのブランドもロングブーツ推しで驚きました!
GINZA:ニーハイからアニマル柄まで、レパートリーも豊富で見ているだけでワクワクしますね。
榊原:はい、フレアなスカートに合わせるのがかわいいと思います! 絶対絶対、今年顔になれますよ。