私服でもメンズを愛用しているスタイリストの山本マナさんと飯島朋子さん、そして、男性ならではの視点で女性をスタイリングする服部昌孝さんという個性あふれる3名にインタビュー。それぞれの話をベースに、ギンザの新しい偏愛的スタイルを考察し、AからZまでまとめてみました。今回は「C」を紹介。#新しいメンズスタイル
👗FASHION
ランウェイがお手本!|新しいメンズスタイル AtoZ【Collection】

【ランウェイがお手本!】
Collection
メンズ・ウィメンズのランウェイを合同開催するブランドが増え、デザインやシルエットもどんどんシームレスに。そんななかメンズの2020年秋冬コレクションで目をひいたのは、シースルーやレースなどガーリーな要素と伝統的なテーラードとの組み合わせ。新たな化学反応が生まれている。
「〈ルイ・ヴィトン〉はフリルを取り入れたルックが多く新鮮でした。YOONさんが手がける〈ディオール〉のジュエリーも、程よく中性的でいい」(服部)
引き続きクラシック回帰の流れも。
「70年代のブルジョアジーを再解釈した〈セリーヌ〉を筆頭に〈ランバン〉などさまざまなブランドで提案していました。〈プラダ〉のチェックコートは、少し肩が落ちていても女性の着こなしにかわいくマッチすると思います」(飯島)
🗣️
服部昌孝
静岡県生まれ。2012年に独立。〈シックストックス〉とコラボで、ロングホーズソックスを制作。レディスもあり。
🗣️
飯島朋子
神奈川県生まれ。2000年に独立し、スタイリスト生活20周年を迎えた。最近は、国内の旅に夢中。キャンプで焚き火にハマり、YouTubeを見て特訓中。
Text: Minori Okajima(MANUSKRIPT)