ふわふわ、とろとろ、ぷるぷる……と、スイーツが熱い！新定番となるであろう3つのジャンルの専門店にイチオシを聞いてきました。
🍴FOOD
〈I’m donut ?〉〈boB〉〈きなこととろり〉。“生スイーツ”のスタンダードを調査！
〈I’m donut ?〉の「生ドーナツ」
福岡発のベーカリー〈アマムダコタン〉が展開する〈アイム ドーナツ？〉は、中目黒の一号店が2022年3月にオープンしたばかり。“生”な新食感がたちまち話題となり、連日行列が絶えず売り切れてしまうことも。5月に開店した渋谷の2号店には80種類以上が並ぶ。
【定番商品】
〈アイム ドーナツ？〉の店名を冠した一品は、シンプルながらも、ふわとろ食感をダイレクトに味わえる。粉砂糖がまぶされたドーナツは油っぽさがなくて軽く、フワッとした雲みたいな柔らかさが不思議！ローストしたかぼちゃを練り込むことで、水分量の多い生地も形を保っているのだとか。 I’m donut ?(プレーン) ¥205
揚げ油は、トランス脂肪酸0のオーガニックショートニング。長時間発酵させた生地を短時間に高温で揚げることで、こんがりとした見た目からは想像できない “生感”が。
【おすすめ商品】
左から: ブリオッシュ生地も軽くて食べやすい。 フレンチクルーラー ¥313、生地からあふれ出すのは甘さ控えめの自家製クリーム。カスタード ¥443、シンプルだけど奥深い味。 I’m donut ?(プレーン) ¥205、白ワインで戻したドライフルーツのほんのりとした甘さが広がる。フルーツ ¥346
「 I’m donut ? 渋谷店」
営業時間: 11:00～19:00
住所: 東京都渋谷区渋谷2-9-1
定休日: 水・木
〈boB〉の「半熟カヌレ」
銀座のレストラン〈AURUM＋truffle〉のキッチンで毎日焼き上げられる“半熟カヌレ”。常時、季節の食材を生かした8種類ほどのテイストを揃える。約3ヵ月ほどで切り替わる生のフルーツを使用した期間限定カヌレは新鮮そのもの！
【定番商品】
よくあるカヌレと思ったら大間違い。一口かじると、ジュワッとした口あたりに驚き！高温で一瞬にして焼き上げることで、ざくっとしたハードさと、もちっとした“半熟感”を実現している。たっぷりの卵黄によるソフトな食感は癖になりそう。
こんがりと焼かれたカヌレは、底にかけてほろ苦い甘さ。そして、とにかく香ばしい。
プレーン ¥340
みずみずしさが閉じ込められた生地は、発酵から焼き上げ、トッピングまでの過程に丸2日間もかかっているという。テイクアウトならレンジで20秒ほど温めた後に、トースターで2.3分リベイクすると出来立てのような味わいに。
【おすすめ商品】
上段左から: ぶどうの酸味と相性抜群。巨峰 ¥500、マンゴーのしっかりとした歯ごたえと半熟生地がマッチ。 マンゴー ¥450。下段左から: 濃厚な味わいをストレートで。 プレーン ¥340、見た目も気分が上がる大粒入り。 シャインマスカット ¥550＊フルーツの入荷状況により、販売終了時期未定。
「カヌレ専門店 boB 原宿店」
営業時間: 平日11:00〜19:00、土日祝10:00〜19:00
住所: 東京都渋谷区神宮前4-31-10ワイ・エム・スクウェア原宿1Ｆ
Tel: 03-4400-1556
〈きなこととろり〉の「生わらび餅」
江戸時代に節分豆を販売した「桂華堂」をルーツに持つきな粉スイーツ専門店「吉祥菓寮」。長年愛されてきたきな粉を存分に味わってもらえるよう、今年オープンしたのが “生仕立てのわらび餅”のお店。
【定番商品】
ぷるんぷるんの餅が口の中に広がるわらび餅。本わらび粉を配合した、独自のなめらかな食感とやさしい甘さがクセになる。トッピングには香り高く良質な国産の大粒大豆を深煎りした名物の「深み焙煎きな粉」も。さらさらとした黒蜜も付いている。 とろりわらび餅(プレーン) 300g ¥990
この弾力！毎朝、お店で炊き上げられるわらび餅は、しっかりと伸び、食べ応えあり。最大のとろり食感は細やかな原材料の配合や火の入れ方に秘密がある。
【おすすめ商品】
左から: 鮮やかなグリーンの抹茶餡の下には、きな粉がまぶされたわらび餅が。 宇治抹茶餡(小) ¥780、ゴールドラム酒に漬けたジューシーなレーズンが中に。 ラムレーズン(小) ¥780、食べる直前に別添えのきな粉をかけるから新鮮な口当たり。 とろりわらび餅(プレーン) 300g ¥990
「きなこととろり ウィング新橋店」
営業時間: 平日10:00～22:00、土日祝10:00～21:00
住所: 東京都港区新橋2丁目 東口地下街1号ウィング新橋B1
Tel: 03-3572-8215
Photo: Miyu Yasuda Text: Nico Araki
