ベーカリーからディナーコースまで
若きシェフの本気のクレープに舌鼓!
恵比寿駅西口のロータリーから徒歩3分にある「繁邦」。オーナーシェフの青木虎太郎さんは代々木上原の「sio」で3年間修行を積み、24歳の若さで独立。西荻窪の「organ」でシェフを務めた花田遼さんもチームに加わり、確かな腕とみずみずしい感性のフランス料理が味わえるベーカリーカフェ&レストランだ。「老若男女幅広い層の方たちに、1日を通していろんなシーンで楽しんでもらえたらうれしいですね」と、モーニングからランチ、夜のレストラン営業までこなす。実は青木さん、パン好きの間では知られた高円寺の名店「しげくに屋55ベーカリー」のご子息とあり、両親が焼くフォカッチャのオープンサンドなどもメニューインし、店頭では母の啓恵さんがバゲットやベーグルなど約20種類を販売。ベーカリーのオープン当時からのベストセラーという、ふわふわのくるみパンを使った「繁邦トースト」はあまじょっぱさが絶妙だし、生地の配合と厚みにこだわったというシュガークレープは早くも評判。ふわっと軽い食感で、ほんのり甘い小麦の風味に発酵バターの塩味が重なってシンプルながら抜群の味わい。現在、新メニューのフレンチトーストやハンバーガーも開発中とのこと。ベーカリーカフェ前線に、親子二人三脚で挑む注目のニューカマーの登場だ。