パークサイドでのんびり過ごす、
コーヒーカルチャーの新スポット
下北沢と世田谷代田を結ぶ「シモキタ雨庭広場」を望む一角に誕生した「Et -THE CULTURAL COFFEEHOUSE-」。サードウェーブの黎明期に育まれた若いスタッフが集結し、コーヒー文化の新たな可能性を打ち出している。こだわりのドリップはもちろん、蒸留技術を取り入れた新感覚の「ブルームラテ」をぜひ。富士吉田のハーブ農園「HERBSTAND」から届く完全無農薬のクロモジを蒸留し、バニラやジュニパーベリーで作った自家製シロップをブレンド。自然な甘みと素材の香りを楽しめるカフェラテだ。「ドリンクもフードも自然素材を生かすことを大切にしています」と、フードディレクターの三枝佑介さん。岩手県にある「メゾン デュ ラミティエ」の自家製天然酵母のカンパーニュを使ったメニューは、タルティーヌやフレンチトーストなど5種類をラインナップ。野菜たっぷりの食事系からほどよい甘さのデザート系まで、具材との組みわせで引き出されるライ麦の旨み、食感の違いを楽しめる。店内で焼き上げる国産レモンのパウンドケーキやヴィーガン対応の焼き菓子などペイストリー類も充実。陶芸作家たちによるオリジナルのカップやグラスは、気に入れば購入も可能。たっぷり注ぐ光と自然素材に包まれた空間で、のんびりリセット時間を過ごしたい。