日本全国の銘菓が集結し、御朱印ならぬ御菓印巡りができる「日本橋三越本店」の大人気イベント「全国銘菓展」。2025年3月19日(水)から24日(月)に開催される第79回目のテーマは「宇宙」。星の煌めきを閉じ込めたかのような美しい錦玉羹や、エイリアンを模した練り切りなど、ここでしか手に入らない心躍る和菓子が会場を彩るほか、宇宙服やロケットの展示、星空のVR体験なども。
🍴FOOD
星や月、エイリアンをイメージした和菓子が大集結
“宇宙”をテーマに菓子職人が本気で挑む「全国銘菓展」へ
日本で初のロケット実験が行われたのは1955年。そこから70年目の節目を迎える今年、「全国銘菓展」のテーマは「宇宙」に。我が国が誇る銘菓、和菓子にフォーカスし、その魅力を世界も地球も超えて宇宙の果てまで広めたい！と意気込んだ「日本橋三越本店」のバイヤーたち。彼らが熱を込めて集めた数珠の逸品が並ぶ。ちなみに本展では、通常、全国の和菓子店の本店でしか扱っていない「御菓印」が入手可能。麗しい和菓子を手に入れつつ、“御菓印巡り”も楽しもう。
2023年に始まった御菓印。「全国銘菓展」では、対象ブランドにて1回の買いもので税込1500円以上購入すると各店の御菓印が1枚もらえる。御菓印帳(¥2,750)もあり。
さて、まず狙いたいのは、惑星や銀河を思わせるお菓子たち。
宇宙空間を思わせるダークブルーのクリアな錦玉に、こなし(餡子と小麦粉を混ぜて蒸したもの)で作った月と地球を浮かべた愛知県「両口屋是清」の「銀河の旅」。1個¥432＊日本橋三越本店限定
神奈川県「豊島屋」の名物、鳩サブレーのボックスが特別バージョンに。デザインは太陽系の探索をする鳩人と宇宙人(写真左)、月面に足跡を残した鳩人とUFOとの遭遇(写真右)を描いた2種類。限定デザイン折箱 各¥1,728(鳩サブレー8枚入)＊日本橋三越本店限定
千葉県「なごみの米屋」の「宇宙探索」は、ういろうで作った地球、こなし製の宇宙飛行士、ロケットが飛び立つ様子を表現した錦羊羹のセット。ひとつずつ大切にいただこう。3個入¥1,501＊日本橋三越本店限定、各日30点限り
名前やプロフィールが細かく設定されたユニークな宇宙人和菓子も、会場を襲来。心和むおもたせとなりそう。
東京都「榮太樓總本鋪」が生み出したのは、銀河系を浮遊する「えいりあん」。大好物の星の欠片を食べたせいで、身体中が煌めいている。1個¥810＊日本橋三越本店限定
埼玉県「龜屋」からやってきた生命体(練り切り)「サイタマ星人」は、カラフルで丸いものが大好き。合体したり、分裂したりできるらしい!? 各¥401＊日本橋三越本店限定
老舗「菓子舗 間瀬」考案の「湯けむり星人」。地元・熱海の温泉をこよなく愛し、その効能を全て把握しているとか、いないとか。¥756＊日本橋三越本店限定
イートインコーナーには宇宙空間をイメージしたクリームソーダがスタンバイ。その名も「謎味のクリームソーダ」なので、懐かしのメロン味とは違うのか、ぜひとも会場で味見を。
和菓子選びに迷ったら喫茶スペース「キーコーヒー」へ。「謎味のクリームソーダ」のシュワシュワしたソーダ水が脳をリフレッシュさせてくれる。各¥770＊ピックはランダム
甘味だけでなく、体感ゾーンがあるのも同展のポイント。宇宙服やロケットを間近に見られるほか、鳥取県主催の星空VR体験では「星取県」とも呼ばれるほどの素晴らしい夜空に胸を打たれるはず。
フォトブースで戦利品の宇宙和菓子を手に記念写真をぱちり。
どの市町村からも天の川を見ることができ、全国星空継続観察において日本一に輝いた実績を持つ鳥取県がPRブースを出展。まばゆい星空をVRで味わって。＊3月19日(水)、20日(木・祝)のみ
この春は、日本橋で甘美な宇宙旅をするのはいかが？
ℹ️
「第79回 全国銘菓展」
開催期間＿2025年3月19日(水)〜24日(月)
時間＿10:00〜19:00
＊3月24日(月)は18時終了
＊イートインラストオーダーは各日終了30分前
会場＿日本橋三越本店 本館7階 催物会場
住所＿東京都中央区日本橋室町1-4-1
Text_Ayako Tada
