今年、地味に続いているのが、文通です。きっかけは、年賀状でした。
旧友への返信をメールや電話ではなく、カードにしたら、お返事をいただいたのです。そこから、つかず離れず、郵送でやりとりをしています。
すぐに書けない時もあるので数日持ち歩いたりして、その間に何度も読み返すと、しみじみとした情緒が生まれます。ただ、文具としてのカードは、絶滅の危機ですね。この前、百貨店の文具展に1枚もなくて焦りました。
そりゃそうですよね。私が酔狂な遊びをしているだけで、世間の大多数の人は、値上がりし続けている切手の値段ももうわからないでしょう。幸い、ポストカードにはまだ聖域がありました。
それは、アートスポットです。美術館、アートギャラリーは、保護区のようにたくさん生息しています。
使えそうなカードがあると嬉しくて、うっかり買ってしまい、あれ、私、何枚書くつもりなんだ? イマココです。何事もほどほどがいいですね。