いまや世界的な観光地であり、女子の永遠の憧れ、京都。この街にお引越し(予定)のライターYが、ストリートから神社仏閣まで、初心者目線で見つけた気になるモノやスポット、イケてる人たちなどなど、フリースタイルでご紹介します。連載第三回目のトピックは、プライベートで泊まって感動したおすすめ宿。京町家を素敵にリノベーションした一棟貸しの宿、〈宿ルKYOTO HANARE 路地ノ宿〉を周辺スポット情報とあわせてご紹介。前回は〈山河本店香煙研究所〉。
🛋LIFESTYLE
ライターYの京都通信 チャリで回って見つけた素敵なモノ Vol.3〈宿ルKYOTO HANARE 路地ノ宿〉
のんびりしていたら、季節はすっかり秋。紅葉シーズンも始まり、街は徐々に賑わってきています。この時期に訪れるなら、風情のある京都らしい宿に泊まってみたいというもの。街の風物詩・京町家の宿は、本当にたくさんあるのですが、(忍者風とか、絶妙にダサめの和モダンとか……)正直残念なところも多い印象。GINZA的に素敵なところに泊まろうと思ったら、ブランドを絞ることが大事だなーというのが、ここ数ヶ月の個人的なリサーチでたどり着いた結果です。市内で10棟の宿を運営する〈宿ルKYOTO〉シリーズは、そのうちの一つ。しっかりとしたサイズ感の、築100年越えの町家を、過剰にデザインを詰め込まずにリノベーションしているのが素敵なのです。
いろいろな宿があるのですが、私が泊まったのは、東山・岡崎エリアにある「路地ノ宿」。“碁盤の目”の京都の街でよく見られる路地と、伝統的な日本家屋のスタイル・土間を融合したデザインで、大きな吹き抜けのリビングと露天風呂がとにかく最高!こんな宿に気軽に泊まれるのは京都暮らしの醍醐味だな~と実感しました。
キッチン付きだから、食材を持ち込んで好きなものを作れるし、ホテルよりも家感があるのもよかった。
宿のある東山・岡崎界隈は、平安神宮などの神社仏閣に加え、祇園までも歩ける距離感で観光にも便利。
チェックイン時にスタッフの方が着物に袴姿でやってきてくれたり(写真撮り忘れました!)、チェックアウトがゆったりめの12時だったり、ホスピタリティ面でも感動しきり。秋の京都滞在の宿候補に、おすすめです。
「宿ルKYOTO HANARE 路地ノ宿」
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Hiroko Yabuki
エディター・ライター。通訳案内士のラインセンスを持ち、海外アーティストのインタビューや撮影コーディネーションも行う。
Instagram: @tokyoai_hiroko
Photo&Text&Edit: Hiroko Yabuki