1973年生まれ。神奈川県出身。1991年に芸能界デビュー。1996年にはNHK連続テレビ小説『ひまわり』のヒロインを務め、以降数々のドラマや映画に出演。日本を代表する女優のひとりに。4月15、16日の夜9時より、主演を務める『山崎豊子ドラマスペシャル 女の勲章』がフジテレビ系列にて2夜連続で放送予定。
【スター日記】松嶋菜々子:日仏を股にかけたドラマの舞台裏をレポート
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日仏を股にかけたドラマの舞台裏をレポート
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松嶋菜々子
![23 JAN. 2017](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fapi.ginzamag.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F04%2Ff22cfbbdb8d00e4d9545de8147d53d06.jpg&w=3840&q=75)
山崎豊子先生原作のスペシャルドラマ『女の勲章』のクランクイン直前に、女性誌の取材を受けました。この日のランチはケイタリング。見た目もお洒落で華やか、とても食欲がそそられます。旬のお野菜などもしっかりとれて栄養バランスがよく、身体にも優しいので、野菜不足になりがちなドラマの撮影中は特にうれしいです。
![13 FEB. 2017](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fapi.ginzamag.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F04%2F2a837de2b756d5a1cdb7cc62667954a3.jpg&w=3840&q=75)
2年に1度くらいのペースで訪れる機会がある名古屋。ロケ終わりに「あつた蓬莱軒」のひつまぶしが食べたくなり、開店直後に行ったところすでに大行列。お店に入れるのが2時間後だったので、近くにある熱田神宮に足を延ばしました。お参りの後に食べたひつまぶしはふっくらと香ばしく、変わらぬ美味しさに感激しました。
![13 FEB. 2017](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fapi.ginzamag.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F04%2F6d641eec46629c07fc956b680e37bca6.jpg&w=3840&q=75)
日本三大神社のひとつと言われる熱田神宮。樹齢1000年以上の大楠には蛇が住んでおり、時折その姿を見せるそう。大楠の下に立って見上げると、その蛇のために卵のお供えがありました。緑の樹木にも囲まれた広い境内をゆっくりと散策する時間はとても清々しく、心洗われる穏やかなひとときを過ごすことができました。
![19 FEB. 2017](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fapi.ginzamag.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F04%2F00fb3ab9c4a369428c1ff06cffc8dc28.jpg&w=3840&q=75)
ロケをしていた東京女子大学の前にある「アテスウェイ」。プロデューサーさん自ら、開店前からできる行列に並んで撮影現場にモンブランを差し入れてくださいました。ここのモンブラン、口どけがふわっと柔らかくて甘すぎず、本当に美味しかった! 私もいつか手土産で人に贈りたいと思えるスウィーツとの出会いでした。
![1 MAR. 2017](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fapi.ginzamag.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F04%2F3f5acda6df4716656267b21d4e7c82c3.jpg&w=3840&q=75)
私が演じる大庭式子は、服飾学校を経営するファッションデザイナー。その式子の可愛い愛弟子役、ミムラさん、相武紗季さん、木南晴夏さんと。ドラマの中では、女性の嫉妬とプライドが渦巻く世界が繰り広げられるのですが、撮影の合間は和気あいあいと楽しい時間でした。この日が皆さんとの最後の撮影だったので記念の1枚。
![12 MAR. 2017](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fapi.ginzamag.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F04%2F67dabd2a5e3b26f8558bfdc92b7d78e3.jpg&w=3840&q=75)
パリ旅行で日曜にあたると足を運ぶBIOの朝市。有機の野菜や食材が売られています。この日は日本ではなかなか見かけないトマトのコンフィチュールを購入。パンもいいですが、ブラータやモッツァレラなど柔らかいチーズとの組み合わせが美味しくてお薦め。BIOワインや野菜を購入し、スタッフの皆さんと部屋飲みをしました。
![13 MAR. 2017](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fapi.ginzamag.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F04%2Fe323b665f6bd297b168a52c7c04b738f.jpg&w=3840&q=75)
仕事やプライベートなどでこれまでに何度かパリを訪れていますが、このアルマ橋は16年前にマリオ・テスティーノ氏と広告の撮影でご一緒した思い出の場所。何年経っても変わることのないパリの風景は、歩いているだけでも心躍ります。いつも新しい発見がありながら歴史を感じるフランス。今度はゆっくり訪れたいと思っています。
![15 MAR. 2017](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fapi.ginzamag.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F04%2F5ea5efaf332ce12ab240a28b3ae9917d.jpg&w=3840&q=75)
最終ロケ地はパリ郊外にあるシャンプラートルー城。綺麗に手入れされた植栽がお庭を彩り、地平線が見えるほど広大な敷地は圧巻の景色でした。ここの城主の方は、週末だけこのお城に滞在されるとのこと。お見せできないのが残念ですが、室内にはフランス革命前に王様から贈られた絵画など、素晴らしい調度品が飾られていました。
![15 MAR. 2017](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fapi.ginzamag.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F04%2Fc2da6e2f054747fb9a40c662ccdb6584.jpg&w=3840&q=75)
パリロケは、日本から来たスタッフとフランス在住のスタッフとの混合チーム。団結して撮影を進めていく空気感がとても心強く、言葉の壁を感じさせないプロ集団でした。このパリロケをもって、長かった『女の勲章』の撮影も無事にオールアップ。放送では第2夜にパリの素敵な街並みが登場しますので、是非ご覧ください。
Text&Edit: Emari Majima