“クリエイトする人たち”の日々を支えるアイテムとは?偏愛エピソードと共にお届けします。
俳優・円井わん ひらめきをくれる愛用品

俳優・円井わん
愛用品「cocuuのヘアクリーム」

ゼラニウムの穏やかな香りが
心と体をほぐし、役者魂を支える
「人に嫌われない香り、ですね。一瞬でリラックスできるんです」
ドラマ『不適切にもほどがある!』やサイボウズ「キントーン」のCMでの、説得力ある演技と表情が印象的。多方面で注目され、多くの監督に信頼されている若手俳優、円井わんさんがそう話す。毎日必ずバッグに入れているのは、国産ブランド〈cocuu〉の「メロウセラム」。生コラーゲンやオーガニック認証成分を使ったヘアクリームで、6年以上使い続けている。髪だけでなく肌や爪にも塗れる使い勝手の良さも魅力だが、なにより心地いいのは、ゼラニウムとパチョリのほのかな香り。
「カメラの前に立ったり芝居を続けたりしていると、首や肩がこわばってくるんです。なので撮影の合間など、ひと息つける時にこれを塗る。アロマテラピーみたいな効果があるのかな、嗅ぐだけでもリフレッシュして、また集中できるんです」
仕事の現場では、やっぱりどこかで緊張してるんでしょうね、と円井さん。では家やプライベートではどんなふう?
「99%はオープンマインドだと思います。でも突然人見知りを発動して、すーんとしちゃうこともあるし、悩みすぎて誰ともしゃべらなくなることだってある。そういう時に支えてくれるのは、飼っている2匹の猫や、ずっと大好きなバンドUVERworldの曲『REVERSI』の歌詞。で、猫たちには及ばないけれど、もちろんこのクリームにも支えられています。家ではお風呂上りや朝起きて肌が乾燥してる時に、脚や首に塗るのが好き。クセっ毛で髪が広がりやすいのですが、これでセットすると落ち着くし、ネイルケアの仕上げとして指先に塗ったりもしてますね」
自分のことを大切にできる人でいたい、と円井さんは言う。体のケアもそうだけれど、"こういう私でありたい"と思う気持ちを大事にしているのだ。
「特に仕事では、自分に嘘をついて簡単な方へ逃げたくない。そのためなら人に嫌われるのも怖くないです。いい芝居をして、いい作品の力になれたら、それはきっと、世界の誰かが美しいものを受け取るきっかけになるはず……みたいな感覚が私の原動力なんです。今は映像の監督にも興味があって、ドキュメンタリーを撮りたい。頑張ってる人に密着して生きざまや葛藤を伝えることが、私たちの隣にいる人の力や救いになるんじゃないかって、本気で思っています」
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円井わん
まるい・わん>> 1998年大阪府生まれ。初主演映画『KONTORA-コントラ』をはじめ、ドラマやミュージックビデオから朗読劇やダンスまで幅広く活動。特技はドラム。大のアニメ好きで声優をするのが夢。
Photo_Naoto Usami Styling_Yosuke Ishigaki Hair&Make-up_Naoto Iwamura Text&Edit_Masae Wako




































