世界で活躍するあの人、今注目のあの人、センスのいいあの人たちは、 いつも何を身につけているのだろう?オフィスやアトリエ、ショップを訪ね、 愛用品を見せてもらい、それにまつわる話を聞いた。
「サニーヴィンテージ」オーナー・馬渕陽子はアナログ派。腕時計も気分に合わせて

馬渕陽子
「サニーヴィンテージ」オーナー
腕時計
小学校の入学祝いで父親にミッキーマウスの手巻きの時計を買ってもらいました。その時、時間の感覚をぱっと捉えるには絶対針で表示されている方がいい、と教えられて、ずっとアナログ派です。
左はスイス製のアンティークで20代の時に銀座で買いました。金無垢で、カットガラスが使用されています。右は昔の映画などを見て憧れていたカルティエのタンク。30代後半で決心して買いました。これもケースは金無垢。肌の色に合うんです。中央のカルティエは40歳ぐらいの時に時計好きの夫から誕生日にもらいました。
50年代のエルメスはお店をオープンして買い付けに行った時にロンドンのマーケットで買いました。
なぜか人生の節目ごとに増えていますが、時計おたく、というわけではありません。腕時計は基本的にファッションアイテムでいいと思う。服や気分に合わせて付け替えています。
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馬渕陽子
1970年生まれ。セレクトショップのバイヤーを経て、2016年ショップをオープン。インナーのブランドをローンチ予定。Instagram→ @BLiss_tokyo
Photo: Reiko Touyama Text&Edit: Itoi Kuriyama