夏だけに限らず、オールシーズン需要のある最強アイテムと言えるTシャツは、それだけでスタイルを決定付ける存在感が大切。もちろん、潔い無地Tもいいけれど、アーティスティックなイラストやエッジの効いたデザインものだって見逃せない。無限にある豊富な種類の中から今すぐ欲しいGINZA的オススメを5つのテーマに分けてご紹介。まだまだ残暑が続くこの季節にをピッタリな一着を見つけよう。特集最後は、着古したような質感が味わい深い「ヴィンテージTシャツ」で締めくくり。
まだまだシーズンは終わらない!最旬、駆け込みTシャツ2021。Part.5「ヴィンテージTシャツ」編

〈HYSTERIC GLAMOUR〉
オーバーサイズのメンズものをカットオフしてクロップド丈にリメイクしたような大胆なデザイン。ボールウォッシュ加工で軽くあたりをつけて、ユーズド感を演出するあたりはさすがの〈ヒステリックグラマー〉。ダークな色味はビビットなカラーボトムとだって相性抜群。お得意のガールズプリントも健在。
Tシャツ ¥11,800 (ヒステリックグラマー Tel:03-3478-8471)※既に完売の可能性あり。
〈Insonnia Projects〉
EMINEM が2000年にリリースした『The Marshall Mathers LP』期のオリジナルマーチャンダイズを復刻。後ろのネックラインにつけた真鍮パーツとレザーテープで、Tシャツをくるくる巻いてコンパクトにできるのでパッキングにも便利。古着のような毛羽立ちやプリントのひび割れなど、ディテールへのこだわりも抜かりない。
Tシャツ ¥10,780 (インソニア プロジェクツ | スタジオ ファブワークTel:03-6438-9575)
〈Golden Goose〉
昔の企業ロゴのステッカーをペタペタと貼り付けたようなプリントが遊び心たっぷり。色ムラのある絶妙なカラーリングのほか、首元や袖口のほつれ具合など、職人の手作業によって生み出される技ありのフィニッシュ加工。この洗練されたヴィンテージ調のデザインは、〈ゴールデン グース〉ならでは。
Tシャツ ¥24,200 (ゴールデン グース | ゴールデン グース 東京店 Tel:03-6803-8272)
〈DAIRIKU〉
毎シーズン映画をモチーフにしたアイテムを制作する〈DAIRIKU〉。スーパーショート丈が新鮮なこちらは、1979年の青春映画『レベルポイント』に登場するマット・ディロンのファッションからインスパイアされたデザイン。贅沢なスパンコール使いや首元のダメージなど細部の作り込みはさすがの一言。堂々とヘソ出しルックでスタイリッシュに着こなしたい。
Tシャツ ¥16,500 (ダイリク d.dairiku@gmail.com)
〈OLD FOLK HOUSE〉
レトロなイルカプリントと柔らかい質感がノスタルジックなムードを引き立ててくれる。ヴィンテージのような風合いはピグメントダイ加工とウォッシュ加工を施すことで生まれた、手の込んだ作り。さらに着込むことでどんどん深みが増し、愛着が湧いていく様も楽しみのひとつ。
Tシャツ 各¥8,800 (オールド フォーク ハウス Tel:03-5774-1408)