いまや世界的な観光地であり、女子の永遠の憧れ、京都。この街にお引越し（予定）のライターYが、ストリートから神社仏閣まで、初心者目線で見つけた気になるモノやスポット、イケてる人たちなどなど、フリースタイルでご紹介します。連載第一回目は、先日アジア初出店を果たした〈エースホテル京都〉にお邪魔してきました。
🛋LIFESTYLE
ライターYの京都通信 チャリで回って見つけた素敵なモノ Vol.1〈エースホテル京都〉
現在アメリカ国内に8店、ロンドンにも展開する〈エースホテル〉が、ついにアジア、京都にやってきた！建物は、京都中央電話局として1926年に竣工された煉瓦造りのクラシックなビル『新風館』。同じくグランドオープンした商業施設群と隣り合う形でレイアウトされています。
京都ですもの、畳の部屋もございます。この「たたみスイート」は、お布団４組まで敷けるのだそう。海外からのファミリーにはぜひおすすめしたい。
1階のショップではアメニティも販売。でも個人的にはこの妖怪風なヤツらが気になりました。東京発のデザインやカルチャーを世界に発信する〈TOKYO CULTUART by BEAMS〉のブローチ。
客室は全部で9タイプ。一番萌えたのは、オリジナルの建物である旧棟のヒストリックツイン(48㎡)。〈ペンドルトン〉のブランケットに、〈イサム・ノグチ〉の照明。ベッドサイドのライトには〈ミナペルホネン〉のテキスタイルって、素敵すぎませんか？
デザインのコンセプトは「East Meets West」(納得)。98歳にして現役で活躍する染色家の柚木沙弥郎をはじめ、そうそうたるメンバーがインテリアや内装を担当しているのです。
お部屋番号にもキュンとします。
ターンテーブルがある！旅先で好きなレコードがかけられるの、最高。
部屋に備え付けのレコードは聖子ちゃんとゴスペルがセレクト。ちょうど「野ばらのエチュード」がかかってました。
〈Epiphone〉のアコギも置いてありました。実は最近ギターを始めた私。この部屋で練習するのは楽しいだろうな。そして〈ミナペルホネン〉のカーテンとやたら合う。
〈エースホテル京都〉が入っている『新風館』には、ギンザ読者にもおなじみのブランドから京都ローカルの映える店まで、イケてるお店が盛りだくさん。
中庭の向こうには〈メゾン キツネ〉と〈カフェ キツネ〉。
京都名物と噂の竹製和コーンにも出会えました。
建築デザイン監修は隈研吾。100年近く前の建物が普通に街に馴染んでいるのが京都らしいというのでしょうか。
地下1階には『アップリンク京都』が。『デヴィッド・リンチ：アートライフ』公開を記念した限定Tシャツ、クールです。
内装は古い地下鉄のホームをイメージしているそう。レトロなのに近未来。9月10日まで週替わりの「見逃した映画特集」を開催中。さっそく会員になりました。
〈ピルグリム サーフ+サプライ〉のノベルティをゲット。ちゃんと内ポケットも付いてる優秀なやつ。
祇園の人気店「お茶と酒 たすき」の新ショップ。こちらは7月までの限定メニュー、さけ氷 レモンサワー(980円)。夢中で撮影してたら溶けてきちゃいましたが美味。
〈エースホテル京都〉は2020年7月現在ソフトオープン中。開業記念のスペシャル価格で宿泊できるらしい。ここに引っ越すわけにはいかないけれど、一度は泊まってみたい〜。一階のラウンジは宿泊者以外もウェルカムとのことなので、コーヒーを飲みに毎日通ってしまいそうな予感。
Ace Hotel Kyoto
住所: 京都府京都市中京区車屋町245-2 新風館内
TEL: 075-229-9000
料金: 一泊一室30,000円(税・サ税別)〜。
HP: https://www.acehotel.com/kyoto/
新風館
住所: 京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2
TEL: 075-585-6611
時間: ショップ11:00～20:00、飲食 11:00～23:00 ※店舗により異なる
HP: https://shinpuhkan.jp
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Hiroko Yabuki
エディター・ライター。通訳案内士のラインセンスを持ち、海外アーティストのインタビューや撮影コーディネーションも行う。
Instagram: @tokyoai_hiroko
Photo, text and edit: Hiroko Yabuki
