世界中の街角で出会った、“自分らしさ”を大切に思い思いのおしゃれを楽しむ女性たち。 毎日ドレスアップするわけでもない、同じようなコーディネートばかりかもしれない。でもそれでいい。それが自分らしいってことだ。ロサンゼルスに住むマルタ・サイガンの5日間のスタイルを追いかけてみた。
世界のレディの私服。LAから、繊細な色を重ねたフェミニンスタイル

マルタ・サイガン
ブログ『Life of Boheme』運営
フランス出身で、現在はLA在住。LAにオープンしたばかりのDSMの品ぞろえに感激したそう。今訪れてみたい場所は、メキシコシティのルイス・バラガン邸。
ブロガーとして活躍するマルタのワードローブには繊細な色があふれている。「綺麗な色の組み合わせを探すことが好き。フェミニンでありながらマニッシュでもあり、どこかキラキラしているスタイルを目指しているの。建築や家具にも興味があって、そこで出合う曲線、色合い、カタチに、ファッションに通じる美意識を感じ惹かれます」。モダンなブランドを積極的に取り入れつつも「流行を追うのではなく、自分の本能や趣味に従う」と語る彼女。「歳とともにスタイルは進化している。10年前よりももっと自分自身をよく知っていて、それを洋服で上手に表現できるようになったわ」

トップ: NYのデザイナーMoon Choiのもの パンツ、シューズ: セリーヌ

セーター: LAのセレクトショップ 「THE LINE」で購入したルメール スカート: バリで買った ヴィクトリア・ベッカム サンダル: オンラインで購入した マリアム ナッシアー ザデー

ドレスのように着たトレンチコート: ジャックムス

トップ: デンマークのブランドCARCEL パンツ: ARIAS New York バッグ: LOQ

Photo: Pierre Marie Molinari Text: GINZA