世界中の街角で出会った、“自分らしさ”を大切に思い思いのおしゃれを楽しむ女性たち。 毎日ドレスアップするわけでもない、同じようなコーディネートばかりかもしれない。でもそれでいい。それが自分らしいってことだ。パリに住むアン・ヴィクトワール・ルフェーヴルの5日間のスタイルを追いかけてみた。
世界のレディの私服。ハイウェストワイドパンツの着こなしはパリジェンヌがお手本

アン・ヴィクトワール・ルフェーヴル
セールスディレクター
シューズブランド〈Michel Vivien〉のセールスディレクターとして仕事をする傍ら、いろいろなブランドからラブコールを受けてモデルを務めたりも。
「私も他のパリジェンヌと同じようにベースは紺や黒がメインだけど、ダークなコーディネートの時はバッグや靴で明るい差し色を入れるの。それだけで全然見え方が違うから。飾り立てるのは好きじゃないからトゥーマッチにならないように、バランスを考えて少しだけフェミニンな要素を取り入れるわ」と語るアンのスタイルは、ベルベットやレザーなど素材使いもさりげなく気が利いていて、上品な魅力が漂う。「最近はハイウエストのワイドパンツがナイトアウトから近所で着るデイリーウェアまでさまざまな場面で活躍してるかな。夜のお出かけの時にはもちろん赤い口紅がマスト!」

セーター: スペインのブランド Paloma Wool スカート: ドリス ヴァン ノッテン

コート: ヴィンテージ ブルゾン、パンツ: Paloma Wool ブーツ: Michel Vivien

コンビネゾン: ヴィンテージ レザージャケット: ヴィンテージ バッグ: la Contrie シューズ: Michel Vivien

トップ: Maison Cleo パンツ: ルメール シューズ: Michel Vivien

Photo: Quentin Simon Text: Noriko Ishizaka