動物モチーフ、北欧デザイン、民芸的一品、ユニークなキャラものなど、置き物としても秀逸な12点。帰り道、あえて現金で買い物して、おつりを投入してみる?
※価格等は本誌掲載時点での情報です。既に販売終了している可能性もありますのでご了承ください。
動物モチーフ、北欧デザイン、民芸的一品、ユニークなキャラものなど、置き物としても秀逸な12点。帰り道、あえて現金で買い物して、おつりを投入してみる?
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やっぱり頼もしいゾウ
体長は約22cm、体高は約18cmというどっしりとした存在感の象のネーミングは“ココ”。ドロマイトという鉱石を使った強度抜群のセラミック製。ラインストーンをあしらった王冠もどこか誇らしげで、安心してお金を託せそう。¥6,050(チャイルド トゥ チェリッシュ | 銀座 伊東屋 本店)
フィンランドの集金ボックス
フィンランドの教会や駅には、チャリティ募金用としておじさんの木像が置かれる。そんな北欧の伝統的な慣習をモチーフに、現地のデザインデュオ「カンパニー」と、北欧を代表するインテリアブランド〈アルテック〉が作ったのがこちら。手にしたときの陶器の質感もいい。¥11,900(アルテック)
実はエコカーなんです
さすが、レザーを知り尽くしたブランドならでは。素朴で味わい深い革製の貯金箱は、主要なアイテムの生産過程で生まれる副資材を使用している。ホイール部分がボタンになっていて、底部を取り外せる仕組み。カウレザーの経年変化も楽しみ。¥9,900(エンダースキーマ | スキマ 合羽橋)
手紙じゃなくて硬貨を投函
郵便局では貯金や保険契約時の粗品として貯金箱を配った歴史があり、現在でもオフィシャルグッズとしてその伝統が根付く。こちらは上野動物園の表門近くに実在する“パンダポスト”をリアルに再現。本日は左右どちらから“投函”しますか?¥2,200(郵便局のネットショップ)
部屋の片隅に小さな銀行を
薄手の木材を建築模型のように組み立てたもので、手に取ると想像以上に軽い。“NATIONAL SAVINGS BANK”の文字、そしてアメリカのスリフトショップで見つかりそうなクラフト感もチャーミング。土台部分の横からお金を引き出すことができる。¥8,800(ブルペン)
お願い!福を招いて
日本の郷土玩具から見つけた一品。絵付けがポップな黒猫貯金箱は、明治時代より佐賀県武雄市の弓野地区に受け継がれる“弓野人形”。実は出口がないので、取り出すときはトンカチなどで割るしかない。かわいさのあまり、目一杯ためたくなるので好都合!? ¥2,180(ピースクラフツSAGA)
船長に航海の餞別を!?
アメリカやヨーロッパの港町の御当地土産の定番であるマドロス人形。それを2頭身にデフォルメして、ユーモアと愛嬌のある存在感に。本来は木彫りのところを、陶器でつくっているので、肌と服の淡い発色にどことなく品がある。¥5,500(スイムスーツ・デパートメント)
エバーグリーンなカエル型
大きな口に硬貨を滑り込ませると、ごっくんと飲む込む。その名も“パックリカエル”。実は、菓子などを無人で販売する「オフィスグリコ」の集金ボックスとして数多くの企業に設置。1976年に誕生して以来の、隠れた傑作だ。デザインも“グリコのおまけ”みたい。¥402*参考価格(岩田良)
古いアメトイ系も狙い目
雰囲気抜群のヴィンテージを探してみるのもいい。イーグル型のコインバンクドールは、フロリダ州タンパにて現在も営業する動物園&遊園地「ブッシュガーデン」のオフィシャルもの。ペーパーマッシュ製でどこかコミカルな佇まいは、どこに飾っても様になる。¥33,000(シークレットベース ギンザ)
縄文の象徴に“収穫”の願いを
誰もが教科書で目にした記憶があるだろう。モチーフは長野県茅野市の中ッ原遺跡から出土された国宝の土偶「仮面の女神」。細部まで実に精巧に再現されていて、背中にお金を投入するたびに“繁栄”や“豊潤”を祈念している気分になる、かも。¥2,530(茅野市尖石縄文考古館ミュージアムショップ)
由緒正しき北欧の逸品
デンマークのアルネ・ヤコブセンの弟子で建築家のヨーゲン・ミュラーがひ孫と一緒にデザイン。お金をためるものだから、ネーミングは“マニファント”。滑らかな曲線を描く、ステンレス製のミラー仕上げが美しい。¥13,200(ジョージ ジェンセン | ジョージ ジェンセン ジャパン)
浴室からやってきたアイツ
アメリカの子ども用シャンプーボトルは、コインバンクとして転用できるものが多い。ソンブレロ帽を被り、ニクめない表情を浮かべるキャラクターは、1960年代のコメディアニメ『早射ちマック』のババ・ルーイ!¥6,380(ハンナ・バーべラ・プロダクション | 2000toys)