これを読めば、まだ間に合う!『愛の不時着』『梨泰院クラス』『サイコだけど大丈夫』。韓国ドラマブームを牽引した3作品をきっかけに、すっかりこの世界にハマっているのはあなただけではありません。寝不足なんて関係ないとびきりの癒やしとエンターテインメントに夢中な声、集めました!
オリジナルサントラ=OSTが熱い!ヒットを生み出す音楽監督の三大巨頭とは|さらなる韓ドラ沼へようこそ!vol.8

イケメンだけじゃない!?
韓ドラ沼の向こう側
制作環境、脚本、音楽、層の厚い俳優陣…掘れば掘るほどおもしろく、どれだけ贅沢なの!?と叫びたくなる韓国ドラマの世界。一歩ふみこんで知っておくとより楽しい、韓ドラ最新事情をお届けします。
オリジナルサントラ=OSTが熱い
韓国の音源(サブスク系)チャートには必ずランクインするというドラマのOST。
ドラマからブレイクする可能性も高いので、多くのミュージシャンがOST参加に意欲的になるのも頷ける。
ドラマの放送局や制作会社自体が、専属の音楽監督と契約し、300曲以上ある候補の中から脚本に沿う音を選んでいくため、インディーズにもメジャーにも平等にチャンスが与えられるのだそう。
自国エンタメの歴史が浅く、国内市場が小さいため、ルール度外視で事務所の垣根を越えアーティスト同士がコラボしやすいことも、OSTが豪華になる理由となっている。
「CJ E&M」の音楽事業部門演技者マネージメントチームの総括理事でもある音楽監督ソン・ドンウンは、『ホテルデルーナ』などのヒットOSTを輩出。
マネージャー出身、芸能事務所代表というキャリアゆえ、人気アイドルグループのメンバーや、GUMMY、Crushなどの大物歌手を直接起用することができるという。
その他、『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』や『ボーイフレンド』などのOSTを担当した音楽監督としてのキャリア31年のナム・ヘスンや、『太陽の末裔』OSTをヒットさせたケミ。この音楽監督の三大巨頭が、韓ドラのストーリーを根底で支えている。