6月のエンタメをレビュー!GINZA編集部がレコメンドする新刊をご紹介。
🎨CULTURE
「適齢期」の女性として日本で生きることの苦楽を冷静に綴った異文化エッセイ
6月のG’s BOOK REVIEW
『東京クラッシュ 男は星の数ほどいるけれど』
ヴァネッサ・モンタルバーノ
![(池畑奈央子訳/ハーパーコリンズ・ジャパン/¥1,760)](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fapi.ginzamag.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2024%2F05%2F5f2eae6e18a273b1919536c261adfc8f.jpg&w=3840&q=75)
ワーキングホリデーで来日したフランス人の著者。居酒屋でアルバイトをし日本語学校で学び、マッチングアプリで東京式の恋愛にトライする。「小さくてごめん」と謝られたり、初デートで「海外転勤についてきてほしい」と言われたり。いわゆる「適齢期」の女性として日本で生きることの苦楽を冷静に綴った異文化エッセイ。
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Recommender_北村浩子
今月心に残った文章《「評価される姿こそが、より自分らしい姿だ」という思いはどこから来るのだろう》(山崎ナオコーラ『あきらめる』より)