さまざまなクリエイターが〈モレスキン〉のノートブックをアート作品へと再生。多様な創造性が集う展覧会『Detour』が、2025年8月23日(土)まで『2025大阪・関西万博』で開催。その後9月10日(水)から23日(火)まで東京の「21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3」にて巡回展が開かれる。
〈モレスキン〉のノートブックから広がる創造性
各国のクリエイターによる作品が並ぶ展覧会

一冊のノートブックに潜む、無限の可能性。NPO団体、モレスキン財団は「クリエイティビティによる社会変革」を掲げ、ノートブックが生み出す新たな表現を展覧会『Detour』にて披露する。
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホやアーネスト・ヘミングウェイはじめ多くの才能に愛されてきた“小さな黒いノートブック”からインスピレーションを受けた製品を展開する〈モレスキン〉。モレスキン財団は、紙とペンが象徴する創造性にこそ世界を変える力があると信じ、これまでに数々のアーティストや建築家、映画監督、ミュージシャンらと協働。それぞれの手法でアートピースに生まれ変わったノートブックを1600冊以上所蔵する。そこから日本という土地の文脈に合わせて選ばれた作品が、大阪と東京で展示される。
『2025大阪・関西万博』のイタリア館で開催される『Detour Osaka』では、日本の写真家や建築家を含めた68名の作品が並ぶ。
モレスキン財団のコレクションに加え、大阪にゆかりのあるクリエイターらによる新作も登場する。
「21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3」で開かれる『Detour Tokyo』には、⻑⾕川祐⼦とSKAC (SKWAT KAMEARI ART CENTRE)がキュレーターとして参加。さらに多くの日本人アーティストの作品が加わる予定だ。
異なる文化的背景、異なる手法、異なる関心。それらすべてが、ノートブックというごくシンプルなツールを通じて豊かな物語を紡ぎ出す。「紙に書く」という日常的な行為が与える創造性を、デジタル時代の今だからこそしっかり味わいたい。
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【Moleskine『Detour】
『Detour Osaka』
会期_開催中〜8⽉23⽇(⼟)
会場_2025⼤阪・関⻄万博イタリア館
住所_⼤阪府⼤阪市此花区夢洲東1丁⽬
時間_9:00〜22:00
*入場無料。ただし万博の入場券およびイタリア館の入場予約が別途必要。
『Detour Tokyo』
会期_9⽉10⽇(⽔)〜23⽇(⽕)
会場_21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
住所_東京都港区⾚坂9-7-6 東京ミッドタウンミッドタウン・ガーデン
時間_10:00〜19:00
*入場無料。そのほかは後日発表予定。
Text_Motoko KUROKI




















































