時代を映す鏡といわれるように、その時代の空気や流行を色濃く映し出す「雑誌」。〈代官山 蔦屋書店〉がグラフィックデザインをテーマに、DTP(DeskTop Publishing)が登場する前に活躍した日本を代表するデザイナーにフォーカス。ヴィンテージ雑誌や古書を集めたフェア「DAIKANYAMA VINTAGE MAGAZINE FAIR」を2019年2月28日まで開催する。
代官山 蔦屋書店がDTP登場前に活躍した巨匠デザイナーにフォーカスしたフェア開催
巨匠と時代を映し出すヴィンテージ雑誌
1985年にDTP が登場し、誰もがデザインできる時代へと変化したが、それ以前に活躍したデザイナーたちはデザインを通してどのように社会的な役割を担ったのか。今回のフェアでは粟津潔、亀倉雄策、田中一光、 永井一正、横尾忠則など5名のグラフィックデザイナーにフォーカスを当てるとともに、関連古書や1985年以前に創刊したデザイン雑誌、その時代を象徴するヴィンテージ雑誌などを販売する。グラフィックデザインが特別な意味を持っていた時代に美意識のコミュニケーションを図った彼らの不変的なデザインを再考してみたい。
■「DAIKANYAMA VINTAGE MAGAZINE FAIR」で紹介される雑誌と書籍(一部抜粋)
【雑誌】たて組ヨコ組 /グラフィックデザイン/月刊デザイン/季刊デザイン/デザイン批評/Creation/idea/デザインの現場 など
【古書】 粟津潔、亀倉雄策、田中一光、永井一正、横尾忠則、5名の関連古書
■メインビジュアルとオリジナルグッズ
注目の若手デザイナー小林一毅さんが手掛ける VMFメインビジュアル。 雑誌が入るトートバッグに雑誌を読みながら一息つく時のマグカップを販売。
「DAIKANYAMA VINTAGE MAGAZINE FAIR Vol.2 Design」
-ジャパンデザイナーとデザイン雑誌–
開催期間: 〜 2019年2月28日(木)
場所: 代官山蔦屋書店 2号館1F建築デザインフロア(渋谷区猿楽町17-5)
営業時間:7:00 ~am 2:00(代官山 蔦屋書店 2Fは 9:00 ~)
Tel: 03-3770-2525
Text&Edit: Hiroko Chihara