いつもどっかズレちゃって、あと一歩のところで惜しくもOUT……。そんな残念なG子ちゃんみたいにならないためにも、ここでちょっとお勉強タイム。自分の身なりを振り返るチャンスかも。
残念なおしゃれに要注意!NGファッションに共通する5つの盲点
まだある?ファッション業界人のOUTなモノ・コト
今号、アクセサリーページも担当しているスタイリストの矢内麻友さんに、小物の流行をうかがいつつ、OUTな合わせや、使い方、さらには、それらを回避する解決法まで聞きました。「ジャラジャラと重ねづけするのもトレンドなんですが、いろんな種類を混ぜてレイヤードするのはOUT。ただガチャガチャしちゃうだけなので、全体のトーンをそろえることが大切です。首回りですと、バンダナやスカーフは要注意。ウエスタン調やカントリーサイドはOUTです。グランジやパンク系などへのアクセントに使うのが今っぽい。ほっこりさせずに、毒っ気のある小物選びや合わせを意識するとINなスタイルが完成します。スケール感もデザイン性もかなりの個性を放つアイテムが多いシーズンだけに、その合わせを誤ると、だいぶ強めのOUTを生む結果に。だから、コーディネートは、できるだけシンプルに仕上げるのがコツ。お互いを引き立てるような相乗効果を狙って、バランスをとるようにしたいですね」
おしゃれを追いかけて奮闘するG子ちゃん同様、OUTな経験があるというファッションディレクターKOさんからは、こんなエピソードが。
「まだ部屋が暗い朝方に選んだシースルーのスカート。太陽の下に出てみると、思いの外透けていて、まるで下着のようだったんです。仕方がないのでスケスケのまま1日過ごしました。ほかにもOUTだった出来事は、お気に入りのモヘアニットを着ていたときのこと。混雑の激しいエレベーターに乗ったら、隣のサラリーマンのスーツにラメのピンクが!静かにその場を去った経験がありましたね。あと、袖コンシャスは気をつけて。食事会で、テーブルの上のものをなぎ倒して、はいOUT!パニック状態に。まだまだ人気で可愛いんだけど、着るタイミングに悩みますね」