東京を拠点に活動する4ブランドの服を友人たちが身にまとう。デザイナーに紹介してもらった被写体を迎え、撮影を敢行。思い入れのある一着をセルフスタイリングしてもらいました。#東京ブランドとクリエイター仲間
“The Goodwiller”斉藤思帆、田岡美紗子が語る〈AYA YAMANAKA〉
見慣れたものが生まれ変わり、いつでも着られる幸せ
〈AYA YAMANAKA〉
meets
斉藤思帆
(アーティスト、The Goodwiller)
田岡美紗子
(グラフィックデザイナー、The Goodwiller)

from Designer
「二人のアートプロジェクト“The Goodwiller”にも注目していて、すぐに仲良く。セカンドハンドストアで購入した服に新たな価値を加え、再び流通させる内容で、私の活動とも通じる部分があるんですよね。〈AYA YAMANAKA〉ではすでに存在するものを作り変え、循環させるイメージで制作を続けています。素材の個性が強いので、作りは極力シンプルに。ワードローブに並んだ時に心地よい違和感を醸し出せたらと思っています」
from Friends
「山中さんのクリエイションは、服になる前の名残を感じられるのが面白い。このドレスの元の姿はボックスシーツだ!ってわかるような。“The Goodwiller”の活動でも古着をそのまま使い、スタイリングの“妙”で新しさを提案しているので、自然とシンパシーを感じています」(斉藤)
「普段から〈AYA YAMANAKA〉のBlanket Jumperを愛用しているのですが、見慣れた毛布が服として生まれ変わり、いつでも着られるって幸せな体験ですよね。今日のスカーフをつなぎ合わせたパンツは斉藤さんとおそろい。レースカーテンの素材を生かしたカットソーに、Towel Sallyをレイヤードしてみました」(田岡)
🗣️
山中 彩
やまなか・あや>> 1987年、京都府生まれ。京都造形芸術大学卒業後、2013年にベルリンに移住し、〈BLESS〉のアシスタントを務める。21年に帰国し〈AYA YAMANAKA〉をスタート。
🗣️
🗣️
Photo_Mayumi Hosokura Text&Edit_Sakiko Fukuhara