時代の空気を独自の嗅覚で感じとり、古着を使って今を表現している6組の名店オーナー。それぞれが今、最も注目しているジャンルやアイテムは?目利きたちのオリジナルな提案に、いつだって夢中!#名店が生む古着のトレンド
👗FASHION
渋谷「DESPERATE LIVING」が注目する古着のトレンドは?
パンク、ローファイetc.

DESPERATE LIVING
時代のムードとリンクするセレクト
買い付けるのはアメリカを中心とした1890年から2000年頃までのヴィンテージ。なのに「いま流行っている服の、一歩先を行く感じ」がある。この不思議な先取り感が「DESPERATE LIVING」の魅力だろう。選ぶ服のベースは、“ガーリー”や“シャビー”、“グラニー (おばあちゃんっぽさ)”といった世界観。「そのうえで、メゾンブランドのコレクションやストリートの流行もチェックして、自分たちが気になるムードを取り入れています」とオーナーの山田裕子さんと牧野孝彦さんは言う。「惹かれるのはパンク。といってもゴリゴリではなく、自由で古着的なUSパンクの感じかな。素朴でちょっと毒もあるローファイな服にも注目しています」
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Photo_Norio Kidera Text_Masae Wako Text&Edit_Chizuru Ohba