世界のガールフレンドを追いかけるaggiiiiiiiさんの本誌連載「WORLD CULTURE GRRRLS」の出張SNAP編。おしゃれ上手でいつも気になっているという3人の女性に登場してもらいました。3者3様、個性あふれる私服スタイルとインタビューをお届け。今回は、パリでカフェを営む松崎裕衣さんが登場。
カフェを営む松崎裕衣にインタビュー「極寒のパリでも快適に」|ハロー!世界のガールフレンド vol.3

YUI MATSUZAKI
ユイ・マツザキ
Instagram→ @mitsuamiya
パリでお菓子屋さんになるなんて、夢のようなストーリーを実際に叶えてしまったのが「Mitsuamiya」の屋号で活動している松崎裕衣さん。2年前に11区、メトロのOberkampf駅にもほど近い場所にボーイフレンドとカフェ 「Dreamin Man」(@dreaminman_paris)をオープンし、毎日パイやタルトを焼いている。
そんな裕衣さんが教えてくれたのは、真冬のパリでも元気に過ごせるぬくぬくスタイル。ヴィンテージクローズとお友だちの手がけた服を組み合わせれば、ワン・アンド・オンリーのルックスが完成。寒空の下、白い息を吐きながら、無敵のボンバージャケットに身を包んでわたしもパリの街を散歩したい!
INTERVIEW
極寒のパリでも快適に
−ふだんはなにをされていますか?
パリでDreamin Manというカフェをやっていて、そこでお菓子を焼いています。オススメは季節のフルーツを使ったパイやグラノーラ、プリンです。
−どのような経緯で、パリでお菓子屋さんをすることになったのでしょう?
小さな頃からお菓子屋さんに憧れていて、ロンドンに引っ越してスコーンばかり食べていて(笑)。6年前にパリにやってきて、いつかお店を出せたらなあと思っていました。そしてちょうど2年前に彼と一緒にカフェをオープン。時々、友達のレストランやカフェにもケーキをデリバリーしています。
−1日の過ごし方を教えてください。
朝起きたらオーブンに火をつけて、その日のお菓子を焼きはじめるところから始まります。
−「Mitsuamiya」という活動名の由来は?
「Mitsu」は日本語で甘み、「ami」はフランス語で友達の意味。私の作ったお菓子を通して、三つ編みのように重なり合い、人と人が出会ったりつながっていけたらいいなあと思ってこの名前にしました。
−どんなところにこだわって着るものを選んでいますか?
特にこだわりはなく好きなものを!あっ、でも友達のブランドを着ることが多いかも。
−スナップで着用されたアイテムについて教えてください。どんな点がお気に入りでしょうか?
冬になると〈フミカ_ウチダ〉のニットパンツがはけるのがいつも楽しみ!すごく温かいの。〈サイ〉のブラウスはお気に入りすぎて2着目です。〈ショット〉のライダースは友達のヴィンテージショップ、Pretty Box(@boutiqueprettybox)で購入。
−今は大変な時期だと思いますが、パリで暮らしていてよかったと思うのはどんな時ですか?
パリでの暮らしは、自分らしく自由に生活できている気がして好きです。日本にいる時は、自分が何をしたいのか、どんな人間なのかを明確にすることを求められて生きてこなかったから、こっちに住み始めた時は恥ずかしい思いを何度もしました。やりたいことが明確になってきた今は、とても生きやすいです。
−10年後、どんな人になっていたいですか?
こんな時代ですが、やってみたいこと、叶えたいことがたくさんある今、楽しみながら目標に向かってがんばっていこうと思います。