ハバナからバスで片道6時間。久しぶりにバックパッカー気分で、キューバの中でも古い町のひとつであるトリニダーへ。ここは世界遺産に登録されていて、ハバナよりも一層時が止まったような街並みは、のどかで空がとっても近い感じ。石畳でアップダウンも多くそぞろ歩くにはちょっと大変だけど、ローカルの人たちの生活が垣間見られる瞬間もあり楽しい。道でドミノに興じるおじさんたちもいたりして。
実はトリニダーは、ファゴッティングという、布から糸を間引いて模様を作る手芸品でも有名。ふらりと立ち寄った自宅を改装したような店の商品は、すべてこのおばあちゃんのハンドメイド。旅の記念に、テーブルクロスを一枚お買い上げしちゃいました。
変わらないようで、少しずつ変わっていくキューバ。アメリカの資本がたっぷりと入って来る前に今のキューバと見たい!と強く思ったのが、今回の旅先に選んだ最大の理由。勝手を言うと、○クドナルドや○ターバックスの看板が、古きよき街に溢れてほしくないと思ってしまうのですが、キューバの若者にとってはウェルカムなのかも。なんて、みんな無い物ねだりだよなぁと感じ考えた休暇でした。