平成元年生まれのオタク4人組からなるグループ「劇団雌猫」が、オタク心を持つ読者の日頃の悩みをズバっと解決。応募フォームに集まったお悩みに、メンバーである、かんさん、ひらりささん、もぐもぐさん、ユッケさんが月替わりで回答します。前回のお悩みは男性9割の職場。コミュニケーションに悩んでいます。
「後悔しない現場の入り方」って?
劇団雌猫 愛と浪費のおなやみ劇場 vol.60
質問
今月の悪友: Sさん
健康的なオタ活のままでいいのかどうかについて、相談させていただきたいです。
数年間アイドルのリアコをしており、これまでは現場が発表された時に直感で「絶対行く!」と思った現場にのみ足を運んできました。
というのも、直感的にではなく「この会場はキャパが狭いから、推しからファンサをもらいやすいかもしれない」などと思って現場に行ってしまうと、ライブを観られることそれ自体に満足できず「なんで整番悪いんだろう、こんなことなら来なかったのに」などと、元々提供されるサービス以上のことを期待して勝手に嫌な気分になってしまいそうだったからです。
しかし最近推しが「自分はこんなに長くアイドルをしていると思っていなかった」と言っており、改めて推しが会える場所にいてくれることは当たり前ではないんだな、と感じました。
個人的には、今のまま健康的にオタクしていればいいじゃん!と思う一方、多分推しはアイドルを卒業するタイミングで表舞台を去ってしまう気がするので(先のことなんて分かりませんが)、少し打算的にでも現場数を増やしてたくさん思い出を作らないと、いざという時後悔してしまうのでは?と不安になってしまいます。
劇団雌猫からのアドバイス
Illustration_Maiko Sugiyama