GINZA読者の参加型・連載企画「CHARMING BUSTERS CLUB（チャーミング・バスターズ・クラブ）」。選ばれた5名と一緒に、ファッション＆カルチャーの情報を発信していきます。アンティーク雑貨を扱うショップ「Looptown」目当てに小旅行した脇嶋のに花さん。帰りに食べたグルメも必見。
🎨CULTURE
憧れの「Looptown」へ。茨城へ1DAYトリップ〈チャーミング・バスターズ・クラブ〉脇嶋のに花の1月をSNAP！
脇嶋のに花
なぜ茨城県を選んだかというと一年半前から気になっていたアンティーク雑貨を中心に取り扱うお店「Looptown」（@loopt0wn）に行くため！お店のある茨城県常総市までは渋谷から車で1時間。田んぼ道をずっと進むとポツリと急に出てきます。「Looptown」の商品は上品なアンティークという印象でところどころに”和”のテイストを感じさせられます。西洋雑貨というよりは日本雑貨中心です。
家具、古着も販売していて、隣には古民家を改造したカフェも発見。
実は「Looptown」、カフェの建物は洪水で廃墟寸前だった古民家を、良いものだから何とか残したい一心で、店主が自らの手でリノベーションしたお店なんだとか。
「Looptown」では、犬のぬいぐるみに一目惚れして購入。早速、私の部屋のコレクションスペースに。久しぶりに愛らしい仲間が増えて嬉しいです！
このワンコは〈Jerry Elsner Co.〉が1960年頃に販売した作品。〈Jerry Elsner Co.〉はNYを拠点にぬいぐるみ販売を行なっていたプロダクションのようですが、現在は海外オークションサイトでしか出回っておらず、出品名には必ず”VINTAGE”との記載がされているので恐らく生産はストップされているレア物のようです。
私的可愛いポイントは、ボディはレザーでガチガチに引き締まっているのに垂れた耳はフワフワの布で出来ているところ！また、くたびれた帽子もカッパの頭の皿のようで愛おしいです。
店主はこのワンコを相棒のように大切にしていたそうでなかなか手放したくなさそうでした（笑）
「Looptown」はアンティーク・ヴィンテージが好きな方には是非一度は足を運んで欲しいお店です。
「Looptown」から車を走らせ約20分、昼食は超ローカルな「水門やきそば あきた」の焼きそばを頂きました。メニューはとてもシンプル、焼きそば並盛り¥350、大盛り¥500にお好みで玉子トッピング＋¥50のみ。私は並盛りに玉子を載せました。破格400円…！お財布にも優しすぎます。
奥でお店のおばあちゃんがせっせと作った焼きそばは、甘いソースと麺が絡み合って何だか懐かしい味わいでした。フワフワの卵との相性も抜群。
焼きそば＝屋台のイメージを抱いていたため、店内でゆっくり焼きそばだけを食べられるお店って珍しくて面白い！
「Looptown」と「水門やきそば あきた」、是非セットで行ってみてください。
CHARMING BUSTERS CLUBって？
“CHARMING BUSTERS（チャーミング・バスターズ）”とは、90年代のアメリカで使われたスラングで、なぜか惹かれてしまう人気者のこと。おしゃれでその存在が魅力的なGINZAガールズを敬意と親しみを込めて”チャーミングバスターズ”と呼び、毎月本誌にも登場しています。
ginzamag.comではそのシスター版として「CHARMING BUSTERS CLUB（チャーミング・バスターズ・クラブ）」が発足！日々、好きなモノ・コトに邁進する5人のメンバー。それぞれが撮影した写真と共に、徒然なるダイアリーを紹介します。
Edit: Sakiko Fukuhara, Karin Ohira
