世界中の街角で出会った、“自分らしさ”を大切に思い思いのおしゃれを楽しむ女性たち。 毎日ドレスアップするわけでもない、同じようなコーディネートばかりかもしれない。でもそれでいい。それが自分らしいってことだ。ロンドンに住むジョー・エリソンの5日間のスタイルを追いかけてみた。
世界のレディの私服。自分に似合う色を纏う。ロンドンの知性派エディター

ジョー・エリソン
『フィナンシャル・タイムズ』 ファッション・エディター
イギリスの新聞『フィナンシャル・タイムズ』のファッション・エディター。ケンブリッジ出身。ロンドンとドバイで幼少期を過ごした。英『ヴォーグ』を経て、2014年現職に。
スレンダーで長身のジョーはパンツスタイルが得意技。何を着ていても知性がにじみ出る彼女のワードローブは、多くをテーラードが占めている。色物はほとんど持っておらず、気がつけばブラウン、グレー、ネイビーばかりなのだそう。「自分に似合う服を知っていて、自信を持っている女性はエレガントに見える。身のこなしがスマートで、心地良く着ていることが服を美しくみせるのだと思う」。映画からスタイルのインスピレーションを得ることも。最近はカリフォルニアの田舎のカルチャーに興味津々だ。「2019年はもっと読書量を増やして、ソーシャルメディアに使う時間を減らしたいわ」

ペイズリーのトップ、パンツ: クロエ 肩からかけたセーター: ユニクロ ブーツ: ネオアス

スーツ: アレックス イーグル ビスポーク ブーツ: ザ・ロウ

タートルネックセーター: アンドドーター パンツ: レイ バイ マッチズ ファッション ブーツ: ザ・ロウ

コート: ポーツ1961 タートルネックセーター: セリーヌ ジーンズ: シルバー レイク ブーツ: ヴィンテージ

Photo: Michiyo Yanagihara Text: Kiyoko Matsushita Edit: Itoi Kuriyama