執筆や本屋に立ち寄るときはすっぴんメガネに蝶ネクタイ、女友達に会うときは赤リップにフェミニンな出立ち。普段から、シチュエーションに合わせてまったく違ったファッションを楽しむという小池さん。
「22歳で、女優にして、脚本家であり、舞台を手がける演出家。ありのままの自分を臆せずに表現できる、潔くカッコ良い人です。実年齢より大人びたそのマインドに合わせたメイクを考えました」(UDAさん)
もともとのしっかりした眉をさらにきゅっと立たせ、目元はカーキやピンクのグラデーションをつくったうえで、キリッとアイラインを。リップにはグロスを塗り、エキセントリックな色っぽさを出した。
「最近、メイクに色気は永遠のテーマだとあらためて思います。今回は、クラシックにならない大人の女性のしっとりした色気がイメージでしたが、色気の出し方はたくさんあるので、そのときどきで探ってみては」(UDAさん)
マスカラと眉は、小池さんのメイクを残し、ベースメイクを拭きとってスタート。目の下の影は、ペンシルタイプのコンシーラーでカバーし、小さなブラシを使ってクリームファンデを重ねる。アイカラー(3)は、ブラウン・カーキ・ピンクの3色を使用。上瞼のアイホール全体にブラウンを広げ、目の際にカーキを重ねる。下瞼にはライン状にピンクを。目の上の際はグリーンのアイライン(2)を引き、さらに黒のリキッドライナーで細いラインを引く。睫毛には、黒のマスカラを重ねる。眉は、グレーのペンシルタイプ(1)を使い、形をストレートにとりながら、元の眉を強調するように描き足す。唇には、落ち着いたクリアなブラウンのグロス。ネイルは、小池さんが選んだディープレッド(4)を。