“いま”必要なコモンセンスって何だろう? 考え方は十人十色。だから、いろんなアイデアを聞いてみたい!持続可能な未来のために、今できることを実行している若者3人にヒアリング。
みんなはどうしてる?SDGsなマイルール

さらさ
アーティストグッズにリメイク
新しい生地を使って量産するというサイクルから離脱したく、買い付けてきた古着にオリジナルロゴをシルクスクリーンプリントしています。デザインには、自分が作品を制作するときのテーマ“Live Bluesy(ブルージーに生きろ)”を落とし込んでいて、ライヴ毎にラインナップが変わります。会場で一点もののアイテムを楽しそうに選んでくれるお客さんの姿を見るのが幸せです!
自分のCDは紙ジャケで
4月にリリースした1st EP『ネイルの島』では、CDのプラスティックを極力減らすため紙のパッケージを採用しました。さらっとした質感とチェキで撮ったジャケ写の相性は抜群。今後は環境に優しい印刷方法を試したり、CDを包むビニールを排除できるように考えていきたいです。
旅先で出合った古着を販売
幼少期から続けているフラダンスの大会などで海外を訪れた際、現地で見つけた古着をECサイトで販売しています。旅のお土産感覚で、趣味の延長としてのんびり始めました。ファストファッションに負けないくらい低価格です(笑)。コロナ禍以降は完全にストップしていますが、また状況がよくなったら再開したいです。Instagram→ @monum_used
ペスカタリアン生活
友達や仕事関連の外食では相手に合わせることもありますが、普段は母親の影響でなるべくお肉を食べないようにしています。とはいえ無理をすると続かないので、少しづつ自分のできる範囲を広げているところ。食べないことに慣れると、味覚が研ぎ澄まされる感覚があるし、なにより体が軽くなる気がします。写真は茅ヶ崎のレストラン「Bruny」名物の肉なしスリランカカレー。美味しくてお気に入りです。
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さらさ
シンガーソングライター
神奈川県茅ケ崎市出身の23歳。音楽家、美術作家、バイヤー、写真家、フラダンサーとしてマルチに活躍中。
Yurika
オーガニックベジを買う
基本的に有機栽培 or 無農薬もしくは減農薬の野菜を選んでいます。おいしいうえに、お店や食材によっては一般的なスーパーより安く売られていることも。私は普段、近所にある有機野菜詰め放題の八百屋さん(イエローページセタガヤ)に通っていますが、ほかにもネットの宅配サービスで注文したり、出かけた先の街で自然食品店に行ったりもします。
正しく分別&再利用
今までは古紙を生活ゴミと一緒に捨てていたんですが、ある日思い立って仕分け始めてみたら、可燃ゴミの量が減っていって驚き!自分が思っている以上に、リサイクルに回せるものがあるんだなと実感しました。
哲学を学びセルフケア
誰かの幸せを願うには、まずは自分を認めて大事にすることが重要なんだと思います。私は形而上学を勉強し始めてから自由に生きる大切さを知り、一層その気持ちが強くなりました。そのためにいつも、私らしくワクワクな日々を過ごしています。
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Yurika
ドラマー、ヒーラー
3ピースバンドTAWINGSのドラム担当。楽曲制作やライヴ活動の傍らヒーラーとしても活動する。
竹田ダニエル
毎日リユーザブルボトル
職場には、水を簡単に詰め替えられる専用の機械があるので、常に自分の水筒を持ち歩いています。アメリカで人気の〈Hydro Flask〉製ボトルは、冷たい水はキンキンに、ホットコーヒーは長時間温かいまま保ってくれる優れもの。ティーンや大学生の間では、それぞれ好きなステッカーを貼ったり個性的にデコレートして持ち歩くのが当たり前になっています。
サイクリングがてら買いものへ
最近、自転車に乗れるようになりました!アメリカでは、東京ほど公共交通機関が発達していないので、スーパーに行く時などのちょっとした買いものも車が必要になる地域も多くあります。もっと走れるようになったら、車やUberを使う回数も減って排気ガス削減になるかなと思って、楽しく練習しています。
仲間とこれからを考える
アメリカで「ロー対ウェイド判決」が問題になったとき、ローカルな若者たちとデモに参加。僕が暮らすカリフォルニアでは女性の権利は守られていますが、何事も「自分には直接関係ない」と思わずに、今起きていることや未来について考え、仲間と声を上げていくことが大事だと実感しました。
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竹田ダニエル
ライター、音楽エージェント
カルフォルニア在住。執筆活動のほかアーティストのPRやマネジメントなども担当。