GINZA11月号「歌詞が主役な音楽特集」から、ラップの企画を担当した編集Tのこぼれ話をお届けします。
GINZA編集部員Tのこぼれ話
11月号「歌詞が主役な音楽特集」からお届け

こんにちは、編集Tです。
9月29日の「ミュージックステーションSP」で披露された『Bad B*tch 美学 Remix』。リアルタイムで観ることができたのですが、Awichさんを筆頭に、次々とラップを繰り広げる5人のパフォーマンスがかっこよく、かなり刺激的でした。Mステの大トリだったところにも、現在のフィメールラッパーたちの勢いを感じました。
さて、今号は「歌詞」をテーマにした音楽特集です。
私はラップの企画などを担当し、注目のフィメールラッパー5人のリリックの考察と「ラップの変遷」について取材しました。いま女性ラッパーが支持を集めている理由とその魅力についての、文筆家・つやちゃんさんによる鋭い解説は必見です。また、ヒップホップが今年50周年ということで、改めてラップの基本についてお勉強できるページもありますので、こちらから読んでいただくのもおすすめです。
個人的にラップの言葉に興味を持つきっかけをくれた本を少しご紹介します。それがこちらの分厚い本。都築響一さんの著書『ヒップホップの詩人たち』。路上の詩人である、15人のラッパーのリリックがたっぷり掲載されていて、読み応えのある濃厚な一冊です。今回の音楽特集を作るにあたり、再びページをめくってみましたが、購入した10年ほど前とは歌詞の解釈が変わったり、読み流していた言葉に新しい発見があったりと、時間の経過とともに違った捉え方ができるのも歌詞の面白さだなと。
今月のGINZAを読んでいただき、ことあるごとに思い出すような、大切な言葉を増やしていただけたら幸いです。(編集T)
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