9月のエンタメをレビュー!GINZA編集部がレコメンドする展覧会をご紹介。
棟方志功という芸術家の再考を試みる『生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ』
9月のG’s ART REVIEW
『生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ』
「世界のムナカタ」として国際的な評価を得た版画家・棟方志功。その一心不乱に版木に向かう姿は、人々の記憶に刻み込まれている。棟方の生誕120年を記念する本展は、作家にゆかりのある青森、富山、東京にある3つの美術館が協力して開催。各地域との関わりを軸に、板画、倭画、油彩画だけでなく、グラフィックデザイン、映画・テレビ出演にいたるまで、時代特有の「メディア」を縦横無尽に駆け抜けた活動から、棟方志功という芸術家の再考を試みる。
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『生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ』
会期: 2023年10月6日(金)〜12月3日(日)
会場: 東京国立近代美術館1F企画展ギャラリー
開館時間:10時~17時(金・土曜日は20時まで)※入館は閉館の30分前まで
観覧料:一般1800円(1600円)、大学生1200円(1000円)、高校生700円(500円)※( )内は前売・団体料金
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Recommender:柴原聡子
建築とアートが専門なので、ホンマタカシの都市シリーズをまとめて見られる久々の個展が楽しみ。