2月のエンタメをレビュー!GINZA編集部がレコメンドする展覧会をご紹介。
🎨CULTURE
東京国立近代美術館で開催『中平卓馬 火─氾濫』
2月のG’s ART REVIEW
『中平卓馬 火─氾濫』
1960年代末から70年代半ばにかけて、実作と理論の両面において大きな足跡を記した写真家、中平卓馬。その存在は森山大道や篠山紀信ら同時代の写真家を刺激し、またホンマタカシら後続の世代にも多大な影響を与えてきた。本展は、初期から晩年まで約400点の作品・資料から中平の写真をめぐる思考と実践の軌跡をたどる待望の展覧会。特に、1975年頃から試みられ、1977年に病で中断を余儀なくされることとなった模索の時期の仕事に焦点を当てる。
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『中平卓馬 火─氾濫』
会期_開催中〜4月7日(日)
会場_東京国立近代美術館
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Recommender_柴原聡子
戦後写真のレジェンド、中平卓馬の待ちに待った大回顧展。併せて批評も読み返したい。