ますます増える東京の古着店から、すぐれた審美眼と豊富な知識が魅力的なショップをエリア別に厳選。個性きわだつセレクトの基準と、今のおすすめを聞きました。表参道・青山から代官山にかけての東京の流行中心地ともいえるエリアでは、意外にも路地裏や住宅地、ビル内にひっそりと構える店が多数。#GINZAガールの古着店38
代官山「umber_vintage」で珍しいデザインかつ飽きない一着を見つけて
GINZAガールの古着店38 vol.8
[代官山]
umber_vintage

バイイングは自らのクローゼットを共有する感覚で
高円寺から移転して今年で2年。レコードから音楽が流れる店内は、古い家具の風合いも相まって居心地がよい。「ヨーロッパやアメリカの街で探すのは、私自身が着たい服。毎回現地の人のスタイルにインスピレーションを受けて、年代やジャンルに縛られず、直感で惹かれたものを持ち帰ります。珍しいデザインかつ飽きない一着を求めていますね」と店主の内田奈津美さん。レディスをメインにしたラインナップには、シンプルなシャツでも、さりげない刺繡や珍しいボタンが付けられていたり、細部へのこだわりが垣間見える。


Photo_Kanta Torihata Styling_Tomoko Sugiyama (object) Text&Edit_Nico Araki