22時に開ける冷蔵庫は明日からの元気をくれる宝箱だ。ほんのちょっとしたご褒美が入っている。自分を励ますために、今日もまた扉を開ける。
揉んで混ぜるだけのだれでも簡単レシピ「すいかのソーダ」
自分へのごほうびレシピ「22時の冷蔵庫」vol.61
すいかのソーダ
いつからだろうか。幼い頃と比べて暑い季節が長くなった気がする。
一年の半分は半袖でも過ごせそうなくらいだ。
寒い季節の生まれなのもあってか、着込めばしのげる方が個人的には生きやすい。
猛烈な暑さの中では空調の効いた場所に避難しない限り、何をしても汗が止まらずベタベタになってしまう。
どうにかこの季節を乗り切るための楽しみを探し続けている。
・すいか…1/8カット
・蜂蜜…小さじ1
・塩…1つまみ
・レモン汁…小さじ1
・炭酸水…注ぐグラスの1/3量程度
すいかを一口大にカットしたら種を取り除く。
全部取れたら花丸。取りきれなくても大丈夫。
ジップロックにカットしたすいかと、炭酸水以外の材料を全て入れる。
封をしたら全体が混ざり合うように揉んでいく。
すいかの断片がすこし残るくらいがおすすめ。
氷をいれたグラスにジップロックの中身を入れる。目安はコップ2/3程度。
そこに炭酸水を注いで完成。
シュワッと感がたまらない、季節をぎゅっと詰め込んだスペシャルドリンク。
ジップロックごと冷凍庫に寝かせて、シャーベットとしていただくのもいい。
すいかがスーパーに並ぶ間にもう一袋つくっておこう。
冷蔵庫に季節の楽しみを溜め込んでおくことが、きらきらした毎日にするための秘訣だ。
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Illustration_Natsuki Kurachi Text_Ryunosuke Nishimura