お変わりはないでしょうか?
最近、思うのです。個人の属性ってやっかいだなと。どんな家に生まれたのか、どんな育てられ方をしたのか、どんな土地で暮らしたのかで、人としての手触りが決まってしまいます。
そして、それが恐らく一生続いていくのです。親のやることが嫌で遠く離れたつもりでいても、あんなに嫌だった親と同じことをしている自分に気づいて唖然とします。パターンが刷り込まれて、なかなか抜けないのです。
ずっと当たり前だと思っていたことが、実は自分の家の中だけのローカルルールだったのだと知って「ハッ」とした、これは誰にでもある経験だと思います。
方言を笑われた、いつも食べていたものが別の土地では売っていない、こちらもあるあるですよね。
この先、そういう「あれ? 違うんだ!」がまた形を変えてやってきます。
今度は、堂々としていればいいみたい。
慌ててまわりに合わせて、なかったことにしなくてもいいのです。