吉凶悔吝、「きっきょうかいりん」と読みます。
吉凶は、ご存じですよね。悔は悔やむ、後悔という言葉でお馴染みですね。吝は、吝嗇、りんしょく、ケチなことの吝。東洋の占いの易経の中で、運の説明に出てくる言葉です。
よい結果は、吉。悪い結果は、凶。悔は、ダメな方向に進んでいるけれど、本人が反省して改めれば、吉に転じていく状態です。吝は、いい方向に向かっていたのにやり過ぎたり、調子に乗って転落するイメージです。
運は動くもの、変えられるもので、その時の勢いもあるのですが、それ以上に、個人の心掛けがモノをいうようです。
今、世の中がどんな運勢かといえば、「悔」が近いでしょう。問題の芽があちこちに隠れていて、一触即発のムード。
でも、そのまま、良くないことが起こるかと言えば、そうではなさそう。
危なっかしい部分は補強して、間違いを正しつつ、整えていくと、危機一髪、平穏無事に幸せな夏を迎えられるということ。