激痛で目覚めたことがありますか? 最近、映画『マッドマックス:フュリオサ』を観たせいか、反射的に、「敵襲?」と思いました。
こめかみに衝撃が走り、大絶叫! 本棚の上から四六判300ページ超えソフトカバー、推定500グラムの本を落とした飼い猫は、驚いて逃げていきます。
諸事情、主にズボラで、暫定的に本棚の横にベッドを置いて熟睡していた私は悟りました。「人は、本で死ぬな」と。本当に、痛いです。危ないです。
しかし、狙いが良すぎるわけ。いわゆる拳銃自殺で銃口を当てる場所に、1メートル以上離れた場所からピンポイントで本の角を当てることなんてできるでしょうか?
いや、できまい。なのに、うちの猫ってば、やってのけました。いとも簡単に。おそらく、面白半分、「なかなか起きないなあ。コレ、落とせば、起きるかな?」程度の出来心でしょう。
速やかにベッドの位置を動かし、再犯を防止。危うく、永遠の眠りにつくところでした。