黒猫のビジュアルが気になって、公開日に映画『FIOW』を観ました。作品公開に当たって、注意喚起されていた以上に、水でいっぱいでした。ノアの箱舟、ブレーメンの音楽隊など神話や童話を連想しながら、動物たちと水の世界を旅するアニメーション映画です。
なるほど、海王星が動くからこういうイメージがシェアされるのだなと思いました。黒猫飼いの私としては、もううちの飼い猫にしか見えないわけです。
感情移入がハンパなく、「うちのくーちゃん、偉いぞ」「くー、無理すんな」「くー、頑張れ」と忙しかったです。くーは、うちの猫の名前です。
面白いのは、魚の扱いで、水が溢れる世界になったからか、警戒心がゼロなのです。猫がすぐそこにいても、気にせずに泳いでいます。自然の中で出会う魚は、もう少し、過敏な印象があります。
何かの気配、陰、音にピッと反応する気がするのですが。進化すると、鈍化するのでしょうか? 魚の完成形なのかな?