まだ聴いたことのない人にも伝わってほしい!ラジオの魅力を愛好家たちに聞いてみたら、それぞれに熱い答えが返ってきました。すでにリスナーの読者はきっと頷いてしまうはず?
ビギナーさんも『オールナイトニッポン』の世界へようこそ!

吉田圭佑さん
〈KEISUKEYOSHIDA〉デザイナー
櫻坂46の衣装制作も手がけたデザイナー・吉田さんは、オードリーのANNの大ファン。リストバンドは全国ツアーの時、青森へ行った記念のもの。「イベントは楽しかったな! 小中高と男子校出身だったので、その放課後みたいな空気が深夜ラジオにはあって、すごく好き。寝る前やゴロゴロしている時に流します。以前バカリズムさんがANN GOLDをしていた頃、『エロリズム論』というコーナーにはよくハガキを出していました(笑)。三四郎の『コミクシー』も好きでした。佐久間さんのANN0は初回から聴いているのですが、最初はとても衝撃でした。おじさんが純度の高い青春と憧れをむき出しに、まるで文化祭バンドのように本気で楽しんでいて、そこに混ぜてもらっているような心地よさがありました。現代ってどうしようもない孤独感に駆られ、それに耐えられないみたいなこと多いと思うんです。そんな夜があったら、SNSを開くんじゃなくて、ふと深夜ラジオを聴いてみてほしいです。きっとその孤独感から少し抜け出せると思うんですよね」
山本奈衣瑠さん
モデル
山本さんは大のラジオ好き。「元々お笑いが好きで、ラジオを聴き始めたのは7年ほど前。人の話を勝手に聞くような、いい意味で狭い空間感が心地よく、オードリーのANNにハマりました。若林さんは常に自分の視点をアップデートされていてすごいなと感じます。ラジオって多分パーソナリティの方にとっても居心地がいいのだと思いますが、その空気を残しつつ変わるところは変わり、変わらないところはそのままでいる。だからハッとさせられることも。10周年ライヴは最高にトゥースでした」。ANNは生活の一部に。「普段皆さんが音楽を流す時に、私はラジオを聴くような習慣です。笑いたい時は勿論、メンタルが疲れている時に聴くと、同じ空気が絶対そこにあってくれる。それに安心して自分の気持ちもいつもの場所に戻される気がします。一気観できる時代ですが、この一週間何があったんだろう?ってその曜日を待つことも魅力的。ANNと出合ったおかげで、日常の楽しみが豊かになりました。本当に沢山の笑いをありがとうございます」
折笠なおさん
「ちょいブスキーホルダー」作家
おうち時間の増加とともに、ラジオを聴き始めた人は多い。ゆる〜いキーホルダーを作る折笠さんもその1人。「去年の自粛期間真っ最中に、家での作業時間が増えたのをきっかけに霜降り明星のANN0を聴き始めました。面白いのはもちろんですが、92年生まれの同い年なので、出てくる例えがドンピシャだったりと、同世代の友達の話を盗み聞きしているような感じにハマりました!『ポケットいっぱいの秘密♪』にはじまり、せいやさんが2時間ボケ続けた昨年6月の回は、かっこよすぎて、笑いすぎて泣いちゃいました。制作中に耳で楽しめるラジオは最適です!」
Akari Kuramotoさん
イラストレーター
「ラジオは距離が近いので、親近感を持てたり、新しい一面を知れるのが魅力。三四郎の番組は、相田さんの声がたまりません(笑)」と、三四郎をイメージして描いてくれたイラストレーター・Akariさん。「『新・結婚できない男』が大好きです。たまに勉強になるウンチクと下ネタを絡めてくるあたりが…。そして相田さんの桑野信介の声がうまい…!ありがとう!という気持ちになります。あと、鬼越さんがもともと好きなので、鬼越トマホークのANN0を切実にレギュラーにしてほしいと願っています。最後に…バチボコ!!! おい!! 日々こっちはバチボコ使ってるぞ!」