既成概念を突き破り、新たな道を開拓し続けるボーイズグループ「JO1」。9月20日(水)に発売される3枚目のアルバム『EQUINOX』のリリースや、初のドーム公演、アジアツアーなど、新たな挑戦が続く彼ら。メンバーの川尻蓮さんにインタビュー。
JO1・川尻蓮の挑戦は止まらない。「“はじめて”の経験に胸が高鳴る」
新アルバム『EQUINOX』発売記念インタビュー

──2023年12月で結成5年。デビューから活躍し続けている川尻さんですが、今年はチャレンジの多い1年だと伺いました。そのひとつが、9月20日にリリースされる新アルバム『EQUINOX』。どんな1枚になっているのでしょうか?
過去にリリースした『MIDNIGHT SUN』『TROPICAL NIGHT』に続くシリーズの完結作です。それぞれ“白夜”“熱帯夜”という意味で、今回の『EQUINOX』は”昼と夜の長さが同じ日”。全体を通して、光と闇、夢と現実というテーマ性があり、それぞれの楽曲に落とし込まれています。
──収録曲の中で、川尻さんにとって特に印象的な楽曲は?
「Fairytale」はシンプルに音が好き!サビで1度グッと落ちて、そのあとビートが上がっていく展開が、すごく入り込めるんですよね。まだダンスの振り付けはないのですが、今後パフォーマンスすることもある楽曲だと思うので、みなさんの前で披露できる日が今から楽しみです。自分なりに何となく、こう踊ったら気持ちよさそうだな、という構想はありますね。
──では、川尻さんが踊っていてテンションが上がるのはどんなとき?
苦しそうな表情が似合うダンスを踊っているとき。たとえば「Venus」は切なくて綺麗な雰囲気が漂っている曲なのですが、サビの部分を感情的に踊る瞬間がありまして。今までの自分から一歩踏み出すために吹っ切れる顔が“ウッ”というよりは“ハッ”とした感じなんです。……感覚的すぎますかね(笑)。言葉で形容しづらいのですが、そういったニュアンスを汲み取ることがダンスには大切なのかなって思います。同じようなイメージの曲だと「ICARUS」も。
Photo: Wataru Kitao Text: Minori Okajima