「パリジェンヌの代名詞」と呼ばれ、若い世代からファッション業界人まで、ファッションフリークにファンが多いジャンヌ・ダマス。インスタグラム@jeannedamasのアカウントも70万フォロワーを越え、彼女がディレクションを手がけ自らモデルも務める、オリジナルブランド〈Rojue(ルージュ)〉も絶好調。この春から、RoujeがIÉNA全店で展開をスタートする(現在は展開中)ということで、本人がプロモーションのためにパリから日本にやってきた!取材前はテラスでサラダを頬張る自然体で天真爛漫な姿も見せてくれた彼女。人気の秘密を探るべく、10の質問をインタビュー!
パリの新アイコン来日!ジャンヌ・ダマスを知るための10のこと

ーーQ1.初来日とのことだけど、日本の印象はどう?
オリエンタルでありつつ、パンクを感じさせるようなアングラなカルチャーがあると思ったわ。そのミックスが面白いわね。あと強調したいのが……食べ物(笑)。美味しいものばかりで驚きの連続。食事にパンがついてこないから、ダイエットに良さそうね。
ーーQ2. お気に入りの場所は見つかった?
表参道と中目黒が好き。どこかカリフォルニアを感じさせる場所だと思ったわ。
ーーQ3.何がきっかけで、ファッションに目覚めたの?
両親がレストランを営んでいるのだけれど、隣にデザイナーのアトリエがあって、13、14歳くらいの時は学校の後によく遊びにいっていたの。その時に、ファッション デザイナーという仕事を学んだことがきっかけよ。
ーーQ4.ジェーン・バーキンの再来と呼ばれることについてどう思う?
彼女と同様に前髪があって、ジーンズが大好きでいつも履いているからだと思うわ!
ーーQ5.最近、ショッピングしたお気入りのアイテムを教えて。
今、履いているミュールと、黒のシャネルのすごくクラシックなヴィンテージバックを買ったわ。あと友人のデザイナー〈ジャックムス〉のアイテムも大好き。
ーーQ6.影響を受けたファッションアイコンはいる?
エマニュエル・アルト、ジェーン・バーキン、フランソワ・アルディーね。
ーーQ7.スキンケアとメイクアップ、ヘアスタイルについてのこだわりは?
『レス・イズ・モア』であること。プロダクトは、ビオデルマやドクターハウシュカなど、薬局で買える肌に優しいものを3つしか使わないようにしているわ。髪の毛は、シャンプーだけでスタイリング剤もなし。あとケアは、ルーティーンになると肌も髪の毛も慣れて来ると効果が出にくくなるから、定期的に変えるようにしています。メイクアップは、ブラウンかオレンジ系のリップスティックをちょっとだけいい加減に指でつけるのがこだわり。眉毛を整える透明マスカラとまつ毛はマスカラなしでビューラーだけ。日本の女の子はマスカラ好きなのは知っているけど、私はまつ毛がいっぱいあるから、マスカラすると大変なことになるのよ(笑)。あとチークをパパッとなじませて終わり!
ーーQ8.日本の女の子はどんな印象?
他者をリスペクトしてくれる、感じがいい人たちだと思うわ。若い世代はよりオープンなマインドを持っているとも思う。不思議だけど、アジア圏の中で唯一ヨーロッパ人のような感覚を感じていて、一人一人違うテイストがあり、その特徴を生かした個性があるのはいいことなんじゃないかしら。
ーーQ9.ファッション以外でに好きなことやライフワークを教えて。
週に3回行くほど映画が好きよ。最近のお気に入りは『シェイプ・オブ・ウォーター』と『君の名前で僕を呼んで』。あとは週末を田舎で過ごすのは欠かせないこと。マルセイユの古い家でゆっくりするの。旅行も好きで、ミラノ以外のイタリアとコルシカ島、イル・ド・レが好きな場所よ。
ーーQ10.今度、挑戦したいことは?
ルージュの実店舗をオープンさせたいわ!アイデアをいろいろと考えているところなの。あとコスメティックのラインがきたら最高なんだけど。次にお届けするニュースを楽しみにしていてね。
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Jeanne Damas
パリ生まれ。10代で始めたブログが好評を博し、現在はインスタグラムでフォロワー70万人を超えるパリジェンヌの憧れ的存在。モデル、女優、歌手などマルチな才能で注目を集めている。彼女自身とも言える、ブランド〈ルージュ〉では花柄のワンピースやミニスカート、さらにジーンズなどベーシックアイテムを中心に展開中。