フローリストの審美眼が光る東京のお花屋さん9店舗へ。オーナーがつくる、センスのいい花束をGINZA編集部がオーダー。自然と癒される空間と季節を届けるお仕事についても迫りました。大好きなあの人への贈り物に、自分へのご褒美に、参考にしてみてはいかが。
🛋LIFESTYLE
ロシアの古道具と花を楽しめる南青山「はいいろオオカミ+花屋西別府商店」。センスあふれる東京の花屋

山で調達した野花と
ロシアの古道具と
日用品はモスクワへ年に2回ほど赴き、収集。1800年代〜1930年代と世代を超えたアイテムが花と並ぶ。取り合わせの妙はセレクトにも反映しており、ウツボカズラや糸状の葉が特徴的なサルオガセなど、フローリストの西別府久幸さんが信州の山で採取した珍種もあちこちに。暮らしの中になじむ様子が想像できるようにと、非売品となった朽ちはじめのものもあえて飾る。花姿を長く愉しむ術も惜しみなく披露する。
原野で佇む光景が浮かぶ
ワイルドブーケ
キクの仲間である白いローダンセを囲むのは、サルオガセ、ハナウサギ。軽やかな印象に動きを与えるのは、アリアム。緑の躍動感とともにグラデーションも楽しめるひと束だ。
今回のブーケ製作費:¥3,300(税込)
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「はいいろオオカミ+花屋西別府商店」
住所: 東京都港区南青山3-15-7-102
T︎el: 03-3478-5073
営業時間: 11:00〜20:00(日曜日11:00〜19:00)
定休日: 火曜日
haiiro-ookami.com
Photo:Wataru Kitao Text:Mako Matsuoka Edit:Nico Araki