いまや世界的な観光地であり、女子の永遠の憧れ、京都。この街にお引越し(予定)のライターYが、ストリートから神社仏閣まで、初心者目線で見つけた気になるモノやスポット、イケてる人たちなどなど、フリースタイルでご紹介します。連載第4回目のトピックも引き続き、プライベートで泊まって感動したおすすめ宿。歴史ある花街の風景と、コンテンポラリーなデザインが妙にマッチする一棟貸しの宿、〈2254〉にフォーカスします。前回は〈宿ルKYOTO HANARE 路地ノ宿〉。
🛋LIFESTYLE
ライターYの京都通信 チャリで回って見つけた素敵なモノ Vol.4〈2254〉
前回の〈宿ルKYOTO HANARE 路地ノ宿〉をチェックアウトしたその足で向かったのは花街・宮川町。細い路地に昔ながらの京町家が並び、夜になると芸妓さん・舞妓さんを目にすることもある、ザ・京都なロケーションです。私のお目当ては、その街の雰囲気になじむように建てられた4階建のビル。1階は素敵なカフェなのですが、店内の奥に秘密のドアがあり、2階から上が貸し切りで泊まれる宿になっているのです。
花街のど真ん中にも関わらず、このモダンさ&快適さ。まさに「暮らすように泊まる」スタイル、というかここで暮らしたくなる居心地のよさ。
祇園にも歩ける距離で、鴨川もすぐだから、ゆっくり滞在しつつ、ちゃんと観光もしたい派にもぴったり。
京都らしさも、(いい意味での)京都らしくなさも、両方味わえるお家みたいな宿。チェックアウトは12時だから1泊でものんびりできるし、ちょっと長めにステイするのも絶対楽しいはず。
「2254」
🗣️
Hiroko Yabuki
エディター・ライター。通訳案内士のラインセンスを持ち、海外アーティストのインタビューや撮影コーディネーションも行う。
Instagram: @tokyoai_hiroko
Photo&Text: Hiroko Yabuki