植物のある生活を楽しんでいる“みどりの指”を持つ人々に教えてもらった、育てやすくて佇まいのいい、お気に入り植物をピックアップ。推薦者コメントと一緒にご紹介。
🛋LIFESTYLE
シラカバキリン、マム、ディッキアetc.｜植物と暮らす人が推薦！育てやすくて佇まいのいいプラント
RECOMMENDED PLANT
シラカバキリン
推薦者: 橋本靖代
サボテンのようだけど、実は突然変異で白い肌になったアフリカ原産の多肉植物。乾燥を好み、耐暑性はあるけれど、寒さには弱いので冬は室内で育てるのがベター。「うちへやってきて2、3カ月ですが、ほとんど水をやらなくてよいので楽チン。小さなトゲやヒゲのようなものが出ていて、それを見ているのも和みます」
マム
推薦者: 藤川智美
日本の国花とされる菊の花だけど、西洋菊のことをマムという。その種類は豊富で、ポップな色合いや華やかさがヨーロッパでも人気。「生け花を習っていた中高生のときは、マムの魅力がわからず。最近、品種改良でいろんな形や色があることを知り、その美しさに気づきました。あえて西洋の香りのする花瓶に生けています」
水なし栽培のアマリリス
推薦者: 黒田益朗
鉢植えなどでは初夏に花が咲くアマリリス。この球根は冬に入手することができ、2〜3月にかけての開花が楽しめる。「オランダ産のアマリリス球根は、日当たりの良い室内に置いておくだけで、白や淡いピンク、鮮やかな赤の生命感あふれる花を咲かせます。水だけでなく土も与える必要なく、手がかかりません」
ディッキア
推薦者: 滝藤賢一
中南米に自生するブロメリア科の植物。トゲをまとったシャープなルックスはなんともエキゾチック。日光を好み、暑さ、寒さ、乾燥に強く、真冬以外は屋外で栽培も可能。「シルバーリーフ好きなんですが、なかでもディッキアは見た目がすごくかっこいい。子株ができやすいので、株分けして赤ちゃんから育てるのも面白い」
セルリア・プリティピンク
推薦者: 関田四季
南アフリカ原産の植物で、シルバーホワイトの綿毛のまわりにピンク色の花びらが広がる、愛らしい見た目が特徴。12月頃からつぼみが膨らみはじめ、ゆっくりと開花し、約1カ月もの間その姿を愛でることができる。「枝がくねくねと伸びて、葉も細く、花もかわいい。剪定した部分はそのまま飾って、ドライフラワーにしています」
ホヤ
推薦者: 石井佳苗
種類が多いホヤは、品種によって葉の色合いや形もさまざま。石井さんの好みは、ゴールデンマージンなどの、蔓性で葉っぱが多肉植物のように厚いタイプ。「一見、ポトスのように見えるけれど、スッと伸びた枝ぶりや、葉脈がくっきり見える葉っぱのワイルドさが素敵。水やりは頻繁にしなくてもとっても元気」
＊記事は2020年12月11日時点の情報です。
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愛用品を教えてくれたみなさん
インテリアプランナー
関田四季
「EATME Gallery」マネージャーや、固形キッチン洗剤〈ミスターQ〉の販売も。
インテリアスタイリスト
石井佳苗
2020年夏からスタートしたオンライン講座「Heima Home Design Lesson」も好評。
〈eleven 2nd〉ディレクター
橋本靖代
不定期ショップ「KoYA shop」の詳細はwww.eleven2nd.comでチェックを。
「Figue」プロデューサー
藤川智美
最近、「女の子と花」をテーマにしたヘアとメイクの写真を撮りためている。
グラフィックデザイナー
黒田益朗
自宅バルコニーで多くの植物を育てる。今冬の楽しみは近場のヤドリギ観察。
俳優
滝藤賢一
ドラマや映画など多方面で活躍。自宅のバルコニーでは主に多肉植物などを多数育てている。
グラフィックデザイナー
黒田益朗
自宅バルコニーで多くの植物を育てる。今冬の楽しみは近場のヤドリギ観察。
Illustration: Naoki Shoji Text: Kazuyo Nojiri
