ブルックリン在住のアーティスト・松尾由貴氏による架空のグローサリーショップ「ユキ&ドーターズ」の展示『ビッグ グローサリーショップ』がスタート。2021年4月17日(土)から4月25日(日)までは「テンベア 東京」。4月29日(木)から5月9日(日)までは、「テンベア 京都」にて開催される。
「テンベア 東京」に架空のフードショップがやってくる!松尾由貴による目に美味しい展示

食べることはできないけれど、“目においしい展示”をご紹介。ふわふわかわいいフードが並ぶ松尾由貴氏の展示『ビッグ グローサリーショップ』が東京と京都で開催される。
ブルックリン在住の彼女が主宰する架空のグローサリーショップ「ユキ&ドーターズ」。販売されているのは、ステーキ肉やピザなど、さまざまな食べ物をモチーフにしたファブリックオブジェだ。20年以上愛用しているミシンと手縫いを使い分けて、ひとつひとつ丁寧に作られている作品は、全て一点もの。ニュアンスのある温かなデザインで手にすれば思わず笑顔に。
今回、入荷したのはグラフィックがキャッチーなアメリカの食品とパンだ。おなじみのメーカーのアンチョビ、ケチャップ、マヨネーズは、ラベルまできっちり再現。焼き立ての香りが漂ってきそうなカンパーニュやバタール、エピなど、どれも欲しくなるものばかり。
また、〈テンベア〉が定番で出しているバゲットトートともコラボレーション。“Don’t sleep on a fresh baguette.(焼きたてのパンは今日食べるべし!)”というメッセージや、“A hungry man is an angry man.(空腹は人を不機嫌にする。)” という17世紀頃の古いことわざがプリントされた2種類のトートが登場。
「パンをこよなく愛する人たちのコミュニケーションツールになってくれればいいなと思います」と松尾氏は語る。
左:NATURAL/RED/BLACK、右:BLACK/BLACK (WHITE STITCH)各¥16,500
展示タイトル“BIG GRODERY SHOP(ビッグ グローサリーショップ)”は、週末やホリデー前の食料の買い出しを意味する。お気に入りのオブジェとバッグで架空のショッピングを楽しんでみては。