汗ばむ季節は汚れも気になるし、洗濯も増える! クリーニングの老舗とクリーナー製品に定評のあるブランドから、正しいケアを聞きました。
🛋LIFESTYLE
夏服レスキュー!即効簡単お手入れの技
収納アップデート集 vol.5
夏の基本の衣類ケア
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Dr. Beckmann
1934年にドイツで創業。シミや汚れを家庭で落とせるグッズを世界80カ国で展開し、高い支持を得ている〈ドクター・ベックマン〉。この時季ありがちな悩みを解消!
Q. Tシャツやシャツ…夏によく着る白をキープするには?
A. 意外と一緒に洗う服に原因があることも
洗濯すると、色素や汚れが水に浮き出て衣類同士にくっつき、彩度や明度を落としてしまいます。これは“移染”という現象で、くすみの大きな原因のひとつ。特殊シートなど未然に防げるグッズを使うのが、白さを守れる近道です。

Q. 日焼け止めクリームの白い汚れが気になります…
A. 軽いテクスチャーのジェルタイプで予防を
外出前だけでなく、行き先などで塗り直す機会も多いですよね。気づかないうちに襟元についてしまった…なんてことも。「日焼け止めの選び方から見直す」というのも考え方のひとつ。白さが浮かない、肌なじみがよいジェルタイプがおすすめ。白いクリームタイプを使用して付着したら、ファンデーション用の専門シミとり剤を使って丁寧にケアするのが安心です。
Q. 洗うと色が褪せてしまう夏服の対策は?
A. 色をとり戻すための専用品に頼るのが得策
Tシャツやタンクトップなど、頻繁に洗うことになるこの時季のブラックは、色が抜ける“白化現象”を起こしがち。色落ちが気になっている黒の服を集めて専用シートを洗濯機に入れて洗うだけで、締まった印象が蘇ります。

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Photo: Wataru Kitao Text: Minori Okajima