コーヒーを愛してやまない編集Kです。好きが高じて、コーヒー屋さんでアルバイトをはじめました。こだわりの一杯でホッと一息つきながら、バリスタが身にまとうユニフォームについてもリサーチします🔍
Vol.4は、外苑前駅から10分歩いて、複合施設型のカフェ「Meiji Park Market(明治パークマーケット)」へ。
編集Kのユニフォーム観察 vol.4
コーヒーを愛してやまない編集Kです。好きが高じて、コーヒー屋さんでアルバイトをはじめました。こだわりの一杯でホッと一息つきながら、バリスタが身にまとうユニフォームについてもリサーチします🔍
Vol.4は、外苑前駅から10分歩いて、複合施設型のカフェ「Meiji Park Market(明治パークマーケット)」へ。
オープンから5ヶ月、すっかりこの街に欠かせない存在となった「Meiji Park Market」は、人形町で人気のカフェベーカリー「PARKLET」の2号店。フードコートのような作りの開放的な店内には、ベーカリー「PARKLET」のほかに、コーヒーとアイスクリームを提供する「PARKLET KIOSK」、バターミルクチキンサンド専門店「BABY J’s」の3つのお店がはいっていて、自由に行き来しながら楽しむことができます。
大きな公園に併設されたこのカフェのテーマは、“公園の中の公園”。切り株をモチーフにしたテーブルや、遊具のような色使いの内装がかわいい!壁一面に設置された大きな窓の向こうには明治公園の芝生が広がっていて、都心であることを忘れてしまいそうです。
平日の朝、のんびり過ごすご近所ファミリーや、「おはようございます〜」とスタッフと穏やかな挨拶を交わす常連のお姉さん、出勤前にコーヒーをテイクアウトするサラリーマンなど、訪れる人は老若男女さまざま。お散歩中のワンちゃんも、テラス席で休憩中みたい。
焼きたてパンに期待をふくらませながら、まずは朝の一杯をいただきます。
身体の隅々にまで沁みわたる、エチオピアのアイスコーヒー。ピーチティーのような華やかさに、ほんのりベリーみたいな甘さも感じる…!雑味がなく軽やかで、一気に飲んでしまいそう。ホットのカフェラテは、ナッツやキャラメルみたいな香ばしさと、絶妙な温度にスチームされて甘〜くなったミルクが相まって至福。この日のエスプレッソは、ホンジュラスにあるマルカラという町で15人の女性農家さんが育てたお豆。土壌を健康に保つことで自然環境も動物も人間も守ることができるという「リジェネラティブ・オーガニック農法」で栽培しているのだそうです。
よく聞いてみると、コーヒー豆は穏やかな海が広がる広島県・瀬戸田にある〈OVERVIEW COFFEE〉で焙煎しているもの。このブランドを立ち上げたのは、アメリカのスノーボーダー、アレックス・ヨーダさん。地球温暖化によって雪山に雪が降らなくなってしまったことにショックを受けたことが起業のきっかけなんだとか。CO2排出量を抑制する〈Loring社〉の焙煎機で焼き、欠点豆とよばれる虫食いや割れてしまった豆は再利用。コーヒーを通して地球環境を変えるための取り組みを行なっています。
「地球温暖化が進むと、一杯のコーヒーが5,000円になる時代が来るかもしれないんです」
気候変動の影響で栽培地が大幅に減ってしまうと予想されている“コーヒー2050年問題”。朝昼晩コーヒーを飲むわたしにとって、あまりにもショッキングな未来。ゴミを減らす、エコを心がけるなど、せめて自分にできることは努力しなければ、と思わされました。
Text&Photo_Kotoyu